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カテゴリ:今日のこと
12月終盤になり新聞を読むようになった。
その中で気になった記事があれば切り抜くようにしているのだが、僕が取ってる朝日新聞では昨日今日で「特派員メモ」というコーナーがある。 その名の通り、海外に赴任している特派員がそれぞれ簡潔なコラムを書くというものだ。 中々面白いのだが、特に今日の朝刊の内容はどれも興味深いものであった。 一応全て紹介するつもりだが、まずはその中の1つを紹介する。 それがNYで「タイガーマスク」現象が発生しているというものだ。 師走のタイガー現象@ニューヨーク 米国の量販店では、払うお金がない時、ほしい商品をお店にとりおいて、ちょっとずつツケを払い続け、全額払い終わってから品物を受け取るという制度がある。 かつかつの生活を続けているが、せめてクリスマスぐらいは子どもたちにいい思いをさせたい。でも、なかなか月賦が払えない。そんな困っているお父さん、お母さんを助ける匿名の人たちが最近、全米各地で相次いで出没し、話題になっている。 店のカウンターでツケの支払額をめぐり、どうしようかと財布の中身を見ながら迷っている人を見つけては、「私が払うから」と申し出て、名乗らず去っていく。複数の州で出没しているから、1人だけではないらしい。額も50ドルから、200ドルを超えることも。米国版「タイガーマスク現象」ともいえる。 師走の夜。反格差を訴えるウォール街を占拠したデモ隊の拠点だった公園をのぞくと、先日の強制排除もあり、ほとんど誰もいなかった。1%の人に富が集中するいびつな構造的問題も、すぐには改善されそうにない。もともと寄付の文化が根強い米国だが、貧富の格差に目を向けさせた占拠運動が、ちょっとでも「タイガーマスク」の背中を押していたとしたら、と夢想したくなる。(田中光) 「名乗らず去っていく」、これはアメリカぽいところだと感じた。 日本のタイガーマスクが影響を受けたかはわからない。もしかしたらこの行為が元々あったのかもしれない。 しかし、クリスマスを大事にする国であるからこそ、こういうのが出来たのだろう。 映画で見た知識であるので、薄いが、「大きなツリーの下に朝起きたらプレゼントがいっぱい―」というような富裕層ではなく、 小さなアパートメントでもミニツリーを飾り、子どものそばにプレゼントを置く。 というような人たちが多いに違いない。家族でゆっくり過ごす事は大事にしているところなので、いいものだ。 間違えなく日本ではこういう事はないであろう。お金よりかは「モノ」で支援するであろう。 年末にかけホッとする話ではある。 しかしあの占拠していた軍団が排除されていたことをここで知った。情報不足であると感じる。 あの行動は色々取り上げられていたが、NY近郊の家族が観に行くほどのものであった。(実際に参加していたようだが) NHK-BSのある番組を見ていたら、あの場所には医療施設なり色んな施設があり、一種の「街」のように思えた。 そこで出来るコミュニティというのはあるだろうけども、見ている限りは若い人が多いように思えた。 失業している若者なのかは定かではない、しかしこういうデモなり行動があるのは欧米のいいところであると感じる。 「他国は他国、日本は日本」と思ってはいるが、他国の失業率なり生活ぶりを見ていると、僕自身普通に生活出来ているのは幸せであると感じた。 幸せである人間がそれを支える必要であると感じるが、そこまで影響力はないので、僕はそういう状況を見聞きし、発信していけるようにしたい。 まずは東南アジア、どのような生活・環境なのかというのを見ておきたい。少なくともラオスとシンガポールでは雲泥の差であるだろう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2011.12.30 23:18:08
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