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テーマ:最近観た映画。(39270)
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事実をもとにしたという『あなたに降る夢』を観た。
ニューヨークで警官をしているチャーリーは、妻に言われて宝くじを買う。 昼食に寄った店で、ウエイトレスのイボンヌに払うチップがなく、宝くじが当たったら山分けすると約束する。 ところがその宝くじが大当たりで、400万ドルを手にすることになる。そして約束だからと200万ドルをイボンヌにあげる。 良い人過ぎるチャーリーが、良い人を通り越してちょっとバカじゃないのと思えてくる。 夫婦仲が決裂した後で弁護士同伴の席で、あっさり自分の分を渡すと言う。 それで終わるかと思ったら、夫人の同意なく賞金の半分を渡したからイボンヌの分も返却しろと言われてしまう。 それで裁判になるのだが、当選した直後に多くの報道陣に囲まれた公の場で「ラング夫人、ご主人の決断にご不満は?」の問いに「全然、働いてる美容院ではこう呼ばれてるの、ミュリエル/現代の天使。」と言い切っている。テレビカメラもあったところで本人が同意した発言をしているので、その事を主張すればいいのに何故か言わない。 この事だけではないが、善人であるのはいいけれど言うべき事は言わないとと思ってしまう。 ベースになった事実は、どういう物だったんだろう。 以前の日記で、『シッピング・ニュース』を書いた時のコメントでせしるんさんが1番良かったと書かれた『マイライフ・アズ・ア・ドッグ』が放送されたので観た。 母は病気、父は出稼ぎに行ったまま、兄にはよく苛められている少年イングマル。 不幸な境遇にあっても、人工衛星に乗せられたライカ犬を思えばまだましだと考える。 夏になって母の病状が悪化して、叔父のもとに預けられる。 母の死、愛犬シッカンとの別れ等と不幸な目に遭って行くが、決して暗い作品ではない。 周囲の個性的な人々との触れ合い等、あたたかい感じのする作品だ。 イングマルは、何故か女の子によくもてる。もて過ぎ。 そのうちの1人の少年みたいな女の子サガが、段々と女の子らしい表情に見えてきたのが印象的だった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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