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テーマ:詩&物語の或る風景(1047)
カテゴリ:誰かへ&誰かの
最近、多い。 いちばん多いのは、 結婚を断ったときに、「お前、後悔するからな」といって、 いろいろあるうちに、 気づいたら携帯の番号が変わって連絡できなくなったヒト。 会社がわかってるんだから、どうやってでも探すべきだった。 実家もわかってたし。 どうやってでも、やり直せた。 ほんとうに、後悔している。 人生で後悔していることって少ないけれど、いくつかのうちのひとつ。 1999年の最後の日に、北海道のスキー場のゲレンデで、ばったり会った。 わたしは沖縄に住んでいて、彼は横浜に住んでいるときだった。 タバコを吸いながら、彼女を待っていた。 声をかけたけれど、無視された。 彼だったと思う。 偶然…ミレニアムの悪戯かと…わたしに何を突きつけているのかと、 1999年の最後の夜、泣いた。 あれから、子どももいるんだろう。 今日あたり、神戸の実家に帰ってるんだろう。 あれから一度だけ、彼の妹さんと電話で話をした。 お互いのことは、彼を通じてよく話を聞いていたから、 和やかだった。 先日結婚したのだと、聞かされた。 神戸で学校に行っていた時、 彼の神戸の家に行こうと言われ、 頑なに嫌がったわたしは、なんだったんだろう。 自信が無かったのか。 わからないまま。 あれから、偽物の恋しかしていない。 あのひとが、最初で最後の、恋人だったのかなぁ。 Blog ![]() ![]() 写真 ![]() ![]() ![]() お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006.09.04 03:19:45
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