カテゴリ:食
このあいだ帰省から戻る機内で読んだ新聞(確か日経だったと思うのだが)に
「ホットケーキがちょっとしたブーム」という記事があった。 原油高騰の影響?!で食糧も高騰!? 暴動が起こるほどではないから日本はマシだが、 しばらくは店頭からバターが消えたり、身近な食が脅かされる感じはある。 で、ケーキも値上がりしたり小さくなったりで、つい買い控える中、 ホットケーキが見直されているというのだ。 私はモノの値段がなかなか覚えられない数字オンチなので、 ホットケーキミックスが値上がりしたのかどうか自信がないが、 ホットケーキミックスお徳用600gが300円弱というのは そんなに変わった気がしないし、まあ、許せる値段だ。 というか、200gの小袋が3つ入っていて1袋で4枚焼けるのだから、 1個400円近くするケーキを5人分買うのに較べたら、うんと安い。 そして、家庭のフライパンで焼くという「手作り感」も人気の秘密だそうな。 偶然なのか、それとも我が家も無意識にブームにはまっていたのか、 帰省前の週末、中学生の次男がふと言った。 「おかあさん、ホットケーキ食べたいなぁ。一年ぐらい食べてない気がするんだけど」 一年って、それはあんた大げさでしょ~~とは思うものの、しばらく作っていなかったのは確かだ。 それにしてもホットケーキって、まだまだガキだねー 私にとっては、ホットケーキとは「心のゆとり」のバロメーターのようなもので、 値段よりもむしろ時間のほうが問題なのだ。 もちろん、もっと本格的なケーキを焼くのに較べたらずっと手軽だが、 (自分でケーキを焼いていた頃もあったんだなあ。。なつかしい) 朝食にホットケーキが登場しうる条件とは、 ・休日である。 ・早朝からのサッカーの試合がない。 ・冷蔵庫に卵も牛乳もある。 ・面倒がらずに混ぜたり焼いたりする気がわく。 これらが意外と満たされていないことが多かった結果、ひょっとしたら 「一年ぐらいホットケーキ食べてない」のは本当かも知れない。 ともかく、久々にホットケーキを焼いたらえらく好評だった。つましい生活だな。。 小学生の三男はすでに大阪の祖父母宅に行っていたので4人分。焼いては食べ、焼いては食べる間に結構待ち時間がある。そうそう、だから時間に余裕のあるときしかできないのよ。 ときどき様子を見に来る長男が「なんだ、簡単だな」と言うので、 「そうよ、あんたでもできるわよ」と言って交代してもらう。 さて、このあいだの土曜日、長男と次男は朝からサッカーの練習だか練習試合だかのため、 早起きして出かけたのだが、私は日頃の睡眠不足を解消すべくというか、要は起きられなくて、 「気をつけて行ってらっしゃいね」ぐらい言ったような気はするが、 悪いけど11時頃まで寝倒していた。まったく最低な母親だ。ごめんね。 帰宅した次男が言う。 「今日の朝めし、うまかった~」 高校生の長男がホットケーキを焼いてくれて、二人で食べたんだと。 日頃いばっている兄が弟のためにホットケーキを焼いてやるとは。うるわしい図ではないか。 親はなくとも子は育つなー それを聞いた三男が怒る。 「ええーっ!ぼくホットケーキ全然食べてないよー!」 そう言えば、先週焼いたときは不在。今朝は寝坊。で、逃したというわけだ。 「わかったわかった。また買ってくるから」 とようやくなだめて、またまたホットケーキミックスを買ってきた。 食べ物の恨みはこわいからね。。 で、翌日曜日の朝は三男にホットケーキをたくさん食べさせた。 さらに、月曜日、私が仕事で出かけていた留守宅で、 お昼にまたホットケーキを食べたらしい。 長男が、今度は末弟のために焼いてくれたそうな。(次男は試合で不在) というわけで、お徳用600g入りを2回購入して600円弱。 このお値段の割には、かなり満足度は高かったようだ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008年08月27日 00時46分59秒
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