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カテゴリ:素敵なお話
随分昔の話をふと思い出しました。
ある著名人が目の不自由な子供達を慰問した時の話です。 その人は一通りお話をした後に、 『七つの子』を歌った。 ♪カラスなぜ泣くの・・・ 二番 ♪山の古巣へ行てみてごらん ここで歌をぱったりと止めた。 周りは歌詞を忘れたのかと思いました。 その人はひと呼吸をおいて歌を続けました。 ♪まあるい顔したいい子だよ そう、本当は「♪まあるい目をしたいい子だよ」だ。 目の不自由な子供達の前で、「まあるい目をした」とは 歌えなかったのだ。 一瞬で相手を思いやって歌詞を変えた。 今、このことを口にしたら、相手はどんなに喜ぶか。 今、このことをしたら、相手はどんなに傷つくか。 こちらが起こす行動によって、相手の心の中に さまざまな感情が生じる。 その感情をあらかじめ読んで、自分の行動をコントロールする。 そんな優しさをわたしも欲しいものだと思いました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008.03.27 10:54:28
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