完走過去のブログでアクセス数が増えているのが2013年に書いた記事でした。なぜかというと、飛騨高山・いわて銀河の予報が雨かもしれないから!
ということで、2013年版はスタイル的にもアイテム的にも古い内容となってしまっているので、【最新版ウルトラマラソンの雨対策】を綴っていきたいと思います。
気温が高くて降る雨は気持ちが良いです。予報が1日雨なのか、朝だけなのか、はたまた夕方から降るのか?どのタイミングなのかを当日の朝までに見極めて準備すると良いでしょう。
その時の必須アイテムは【ファイントラック】これはアートスポーツとしては【雨ならばファイントラック】という標語を作ったくらいです!
しかし皆さんのお持ちのファイントラックは【ノースリーブ】ではありませんか?雨が長く降り続く場合に注意したいのは濡れないことです。肌の露出を防ぐ目的で、ウインドシェルやブレーカーを羽織りますが、雨具でない限り2時間も降り続いた場合には染み込んでしまいます。特に腕周り。中からも汗を掻き、外からも染み込んだ水分は乾かず肌に残り、それが汗冷えに繋がってしまうのです。
なので雨ならば【ファイントラックロングスリーブ】が有効です。今年の富士五湖前に雨対策で、雨の休みの日に荒川土手を走りました。敢えていつものスタイルで、【ファイントラック着用】はしていました。が、向かい風に向かっていたことや、霧雨のような吹き付ける雨の圧にノースフェイスのスワローテイルジャケットは耐えられませんでした。結局長袖のシャツを着ていたにも関わらず、腕から雨は染み込み冷たさを感じたのは腕からだったのです。もちろんボディは大丈夫。これを機にウルトラランナーにも【ファイントラックロングスリーブの必要性】を感じました。
はじめに書いたように、気温が高い時の雨は気持ち良いのです。そして雨や寒さに強いかは個人差が有ります。実際に僕はこの3年間の【寒いサロマ】と言われた大会でウインドシェルはもちろん、ビニールポンチョも使っていません。それはアウターを着用して、熱が籠もることが嫌いだからです。寒くても脱水を経験したことがあるので、汗を掻き過ぎないことを意識しています。でも【ファイントラックロングスリーブ】ならばアート鈴木のいつものスタイルである半袖×アームウォーマーの中に着用していれば、雨に濡れることは防げるのです(アウターは重たくなりますが)
プラスして気を付けていることは【頭を濡らさないこと!】トレードマークのニコちゃんバンダナに加えて実は雨になるとゴアテックスキャップをダイレクトに被っています。頭を濡らすことは【カラダを芯から冷やすこと】に繋がります。降り続く雨に対してはこのような対策をしています!
【鈴木健司のウエアリング(飛騨高山&いわて銀河)共に走りませんが】
前日の夜と当日の朝の天気予報によって判断をしなくてはなりませんが、最低気温がどちらも14℃・最高気温が25℃(飛騨高山)・21℃(いわて銀河)天気予報でも現段階では難しいとのこと。
アンダーシャツは【ファイントラック】をスタート時には用意します。これは早い時間から濡れることを防ぐため。気温も高く小雨ならばノースリーブで対応。当日の雲の様子がポイントですね。
またドロップバックを有効に活かして、濡れたアウターは後半冷えてしまうので、取り替えるがいいと思います。後半に雨の心配がないならば、後半からは暑さ次第で【ゼロフィットドライウィーブ】に変更します。
あと影響するのは風ですが、今時の季節風は基本的に南風です。後半に向かい風になるようならば冷えに繋がるので後半まで【ファイントラック】でも良いと思います。
最後に気持ちの持ちようです(笑)
僕は『雨の日に走れるなんて楽しい!』という気分で準備から行います。だって雨の日には練習もしないじゃないですか。なによりも走りやすくなり完走率が上がるのも雨の大会です。
呼吸も楽になり体力の消耗も防げるので、途中降るくらいがちょうど良いですね。しっかりと対策をしていれば問題ありませんので、怠りなく!
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