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カテゴリ:日々雑感
とうとう、今年度終了の日。
最後は、メジロ。 1・2限と表現演習。 最後はスピーチ。 終わったら、2限の講義のクラスの、 学科の先生がわざわざご挨拶にいらしてくださった。 恐縮です (-_-;) 次期は、もっと努力しようと思います。 やり方の工夫、ということですが。 二限おわって、パンを食う。 中井の駅前にある、サンメリーのパン。 とうとう、15回の講義中、 ほとんどここのパン食ってたな。 お昼は、学食行ったり、 時間と余裕があって、 パスタの店に入ったこともあるけど… ? 思い返したら、二回だけだ。 それ以外は、全部ここのパンだ。 朝、ここに寄って、 朝飯と昼飯、両方買う。 そんなこんなで、 サービスカードの、 ポイントシールが結構たまった。 前期(春学期)は、月曜日と火曜日、 二回来てたから、本気で買っていたら、 カードいっぱいになったかもしれないな。 お昼はサンドイッチ。これも定番。 チキンカツと、ハムチーズ・サラスパのサンド。 イングリッシュ・ブレッドでね。 四限は試験なので、 問題を印刷し、残りの時間で、 五限に備える。 事前の準備もしてますよ。 でも、直前に読んで、調べて、 エネルギーというかなんというか、 体内にためて、バクハツさせるように話す、 というのがワタシの講義スタイル。 だから、今日は、少し余裕がある。 資料、沢山作って、試験の時間によもうっと。 4限は徒然草の講義。 二年ぶり、だな。 演習で読んで以来だが、 今回のような、講読の方がすき。 そこに書かれていることの時代背景や、 そこに書かれた人物や、和歌や、 兼好の視点のおもしろさ、を話すのが好き。 中学・高校ではなかなか教えてもらえない、 徒然草の、本当の楽しさ、面白さの一端が、 伝えられていればいいな、と思う。 面白さを、知ってもらいたいな、と。 あとでみると、結果は上々だ。 特にこのクラス、留学生がよく頑張った。 これまでの中では、相当出来る方だろう。 それがよくわかった。 また、随分年上のおじさんやら、 すっごい格好のギャルも、久々に履修者の中にいたが、 この人たちも、実はよく聞いていたんだな、 と感心した。 よかったよかった。 最後は、太宰と三島を話す。 なんでワタシが…と思うなかれ。 高校の先生だったら、全部話すじゃん。 まあ、大学の教員なんだから、 ホントは適任者がもっといるだろうけれど、 学校の事情で、ワタシが担当させてもらっている。 こんなチャンスは滅多にない。 高校以来の蓄積のみで話す。 大学の友達でも、ワタシが太宰作品に親炙していたことを、 知る人間は少ないのでは無かろうか。 大学の友達は、近代系の友達が多く、 みな勉強家の論客ぞろいだったので、 ワタシは「近代文学なんて興味ないよーん」って顔をしていたのだが、 実は、話しを聞いている限りに於いては、 「なんだちみは、そんな程度かね」と思っていたこともあったのだ。 大体、読んだことあるだろ、有名作家の有名な作品なんてさ。 だから、まあ今の大学生くらいには到底負けやしないわね。 ところが、今年のクラスは、 少数精鋭。前期の古典文学史は、 なんだかほとんど手応えがなく、 「ダイジョウブかいな」と思っていたのだが、 なんのなんの、近現代になった途端に、 やるぢゃん、というくらい読んでいる子が、 4・5人いることが判明。 だからその分、話しをするのは大変でもあったけれど、 まだなんとかなったようだ。 むしろ、濃いめの内容を喜んでくれた。 こうなると、文学史として、 表面なぞるだけ、というのはつまらない。 しかし、じっくり一人の作家を、というのも、 なんか違う。 有名どころを、全部さらって、 その中で、比較的短編を一作まるまる、 印刷して渡す。 読めるときは、全部、音読する。 ダメでも途中までは、読む。 … とても、面白い。 自分の中では、何かがよみがえりつつ、 新しい発見があり、 学生さんの方でも、好意的に受け入れてもらったようだ。 とにかく、楽しかった。 川端・太宰・三島の三者の、 関係性に言及して、フィニッシュ。 ああ、楽しかった。 レポート提出してもらって、終了。 終わったあと、 よく出来る一人の学生さんと、 話しをする。 ああ、この子なんかは、 文学部日本文学科にいれば、 大学院まで行ける素質あるのにな。 今年は、そんな学生さんを何人も見かけた。 今までそんなこと思わなかったけれど、 メジロにも、いるんだな。もったいない。 表現演習はもちろん大切だけれど、 こちらの講義の面白さにはかなわないなあ。 来年も、楽しい講義でありますように。 4コマ分の採点をして、 それをWEB上で登録する。 居残りでやっていたら、7時をまわった。 ぼちぼち帰途に着く。 中井から、都営大江戸線で、新宿へ。 中井の駅前でも、なんか飲んで帰ろうかな、 と迷ったけれど、一人はわびしひ。 そういえば、前期のラストに寄った、 中野坂上の、カクヤマんちには、もう行けないんだな。 やつ、引っ越しちゃったから。 長い地下鉄のエスカレーターを降りて、 新宿ではまた延々昇って。 南口で小田急に乗り換える。 八時前後の小田急は、 いいタイミングで並ばないと、 結構待つことになる。 待たないと、一時間はツライのだ。 そして、いいポジションでないと、 辛いこともある。 今日は、ゆっくり座りたい。せめて。 で、次の電車を待つことにして、 ふと思いつく。 …ゼンさん、つかまらないかな。 メールしてみる。 いままで、こういうタイミングでメールして、 上手く落ち合えたことは、意外に、ない。 ま、今日もダメなら素直に帰って、 家でビールでも飲んで…と思っていたら、 メールが返ってきた。 「新宿!」 なんですと? 「一杯やる?」 即返、 「了解!」 ということで、一杯やって帰ることになった ヽ(・∀・)ノ やっぱり、最後ですもの。 ねえ、気分的に。 彼は、ハンズで買い物中だったようで、 5分くらいで落ち合った。 南口からすぐの、西口飲屋街で、 店を物色し、ワタシが以前から気になっていた、 いかにも「飲み屋っ!」って感じの、 日本酒の瓶が一杯並んでる店に入る。 ワタシ的には、大正解 ヽ(・∀・)ノ 刺身は旨いし、揚げ物もいい。 ビールも、日本酒も、 やらなかったけれど焼酎も、 多すぎず、少なすぎず、 種類も、一般的過ぎず、 かといって、マニアックでもなく。 ちょうど良い感じ。 ゼンさんと、オヤジ全開で飲む。 たのし。(・∀・) 帰りは「ぜったい楽だって」というオススメに従い、 ゼイタクして、ロマンスカーに乗る。 お隣もおらず、ぐっすり、本厚木まで。 いやー、まんぞくまんぞく。 ゼンさん、どうもありがとう。 (・∀・) おかげさまで、いいシメが出来ました。 さあ、もう一月も終わる。 リフレッシュして、やってくか。 とりあえず、お疲れさまッス ヽ(・∀・)ノ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008.01.29 23:32:31
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