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カテゴリ:出張・調査・旅の思い出
昨日の室町和歌の研究会で、
主催・ウメちゃんが、井上宗雄先生旧蔵本を、 2本ほど、見せてくれた。 1本は、後輩さんが買ったものの、 よく調べてみたらウメちゃん向きということで、 流れてきたものらしい。 そういうことって、あるよな。 そして、もう一本は、 書き入れの文字からして、 その内容からして、 井上先生のものと思われる、 歌論歌学集成。 これは、よく気付いたねえ。 纏めて購入したら、 ということでしたが、 先生の字ですよ。 そして、先生でなければ、 お書きにならない内容 (笑) よかったですねえ。 して、実はもう1本、 これは関係ないんですけれど、 面白そうなので買った、 という、架蔵の新写本を見せてくれた。 書名は『和歌秘伝書』とあるが、 なんだかよくわからないという。 しかし、奥書もあり、 それによれば、文政七年に求め得た、 という奥書を持った本を、 昭和に写した、大庭紳(吾?)の朱の書写奥書。 へえ、こういうのってたくさんあるけど、 なかなか、ねえ。 手を着けると大変なことになるものね(笑) などと、ヤマケイ君などと、笑っていたのだ。 今、ふと思い立って、 井上先生の本をペラペラめくり、 昨日見せてもらった本を確認しようと思って、 『書架解体』の第八章「書架解体」を見ていたら… ? あるじゃない『和歌秘伝書』。 しかも、奥書についての記述を見る限り、 これは昨日見せてもらった本でしょう! 138頁を、ご覧あれ。 確かに蔵書印も何もなかったから、 このままだったら、分からないよな。 たまたま、ワタシが目にしたのも、 何かのご縁でしょう。 ウメちゃん、知らないだろうから、 すぐに連絡。 メールするのがまどろっこしかったので、 電話して、このことを伝えたら、えらく驚いていた。 よかったね、ウメちゃん (・∀・)ヤッタネ うん、いろいろあることはあるんだけれど、 彼は何か持ってるかも、しれんね。 頑張ってくらさい (・∀・) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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