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いしざあの記

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2013.03.20
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カテゴリ:文学・芸術
私の師匠筋は、
何人が、いる。

でもやっぱり、
一番は、となったら、
岩佐美代子先生、ということになる。


先生がおっしゃることばの中で、
現在の学会で用いられるのとは、
ちょっと違う言い回し、がいくつかある。

ひとつは「入集」。これは「にっしゅう」とよむ。

これは有職読み的な面もあるが、おそらく正しい。
で、学統を継ぐ意味でも、にっしゅう、と私もよむ。

もう一つは、「云々」。これは、先生は「しかじか」とよむ。
ところが、これは「うんぬん」が普通で、
「しかじか」は、和文脈。ホントは、古記録などでは、違うんじゃねえの、
岩佐先生の影響で、きみらは「しかじか」ってよむけど、
と、亡くなった故・大三輪龍彦先生が講義中におっしゃったので、
岩佐先生にお尋ねしたら「ひどい!私が教わった時は当然『うんぬん』よ。漢文なんだから。
それを、和歌文学会のA先生やB先生が『しかじか』ってお読みになっていたから、
そっちに合わせたのよっ!わたしのせいじゃないわよっ!」(軽く怒)ということがあった。

読み、って難しいなあ、と思った一件だった。

さて、本日の標題のですが、

「恋歌」はどうよみます?

「こいうた」が多いのではないかな、と思いますが、
岩佐先生は、「こいか」とよみます。または「こいのうた」と、
せめて「の」を入れてよめ、と。

「『こいうた』なんて、安っぽい演歌じゃあるまいし。
 わたくしたちは、そうはよみません」

と、かなりはっきりおっしゃった。

ただ、これはもう世の趨勢で、
「こいうた」と読むのを止めることはできない。

先生も、もうあえては、おっしゃらない。

でも、でもね、

「こいか」か「こいのうた」なんだって。

「恋歌」のよみ方、は。


もしかしたら、これも、岩佐美代子発信の、
故実読みになっちゃうのかもしれませんね。

でも、恋のうた。は正しいと思います。


渡部泰明先生は、岩佐師匠の大ファンだしねw


この本、おもしろい。
ステキ!(・∀・)w

若いひとたちの間で、
このような本によって、
和歌がもういちど、息を吹き返すといいなあ。

ってか、和歌自体は、ぜんぜん、凹んでいませんけどね。

とある世代の研究者たちが、
和歌と、日本文学研究を、ダメにした。

そいつらのせい、で日本文学はダメになった。

そろそろ、ヤツらがいなくなるから、
また人気でるよ。いや、出させてみせる。


和歌は、おもしろいもの!
日本文学は、すばらしいものだもの!

そのおもしろさは、
ダメにしたヤツらには教えられない。



わたしたちが、復活させる。
復活させて、みせようぞ! みせようぞ! ι(`ロ´)ノ オラオラー





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最終更新日  2013.03.21 02:52:13
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