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カテゴリ:読書記録
みなさま、お疲れさまです! あと1日! あと1日頑張って働いたらお休みです! 耐ーえーるーぞーっ 祝日がお休みではないみなさまも、 次のお休みまでもうひとふんばり♪ たまにはBLサイト付属の日記らしい話を。 久々のミラクルヒットに出会ったという話。 架月さんが日記で大絶賛されていたので、手にとってみたらば・・・ 大っっっ好きな骨太極道! すげえ、未だにこんな極道BL書いてくれる作家さんいたんだ! 内容(「BOOK」データベースより) 威士は関西に拠点を置く興津組の金庫番・菅生洋三の息子で、本人の意思と関わりなく次代の幹部候補と目されている。そんな威士が謎の生い立ちを持つ青年・蓮の看病を言いつけられる。頭部に予断を許さない傷を残す蓮だったが、威士は次第にその怜悧さと陰のある魅力に気づかされていく。そして、同時に堅気の世界に住む大学生・凪と出会う。凪は日々抗争にさらされる威士に安らぎをもたらし恋情をかき立てるが…。宿命によって安穏とした生き方を許されない男たちの、いびつで一途な愛を描く三部作第一弾、威士編。 内容(「BOOK」データベースより) 氷川の指示で警察庁幹部・唐沢の養子になり、東京の大学に進んだ蓮。良家の子息を演じながらも、内面は渇き、飢えていた。そんな時、耳に入ってきた故買屋・セキの存在。ヤクザとクスリを嫌い、決して人前に姿を現さない慎重な仕事の手腕に興味を覚えた蓮は、セキの正体を突き止めようと画策する。果たしてセキは蓮の欲望を満たすにふさわしい、極上の獲物だった。追いつめ、身体を征服し、心を奪う―。抑圧されてきた蓮の激しい本性が迸る、シリーズ第二弾、蓮とセキの出会い編。 内容(「BOOK」データベースより) 蓮が姿を消して五年。セキは仕事を続けていたが、興津組の内部抗争に深く関わっている上、日本への勢力拡大を目論むチャイニーズマフィア・劉につけ狙われることに。自分はただの故買屋だ。大きくなんてなりたくない―そんなセキの思いとは裏腹にあらゆる人間が彼のもとに集まってくる。すべてが潮時と感じ、日本を出ようと思い始めたセキの前に、自分を翻弄した唯一の男、蓮が現れる。理屈も立場も飛び越え、言葉を失わせ、ただ互いの熱を求め合う邂逅。しかし―。シリーズ完結巻。 架月さんは「セキーーーー!!」と叫んでいらしたけど、 わたしは「蓮ーーーー!!」と叫びたい。 すっごい好き。 頭が切れてべらぼうに強くて、感情を隠すのがうまくて 自分の立場をわきまえていてそのためなら非情にもなれて―― ほぼ完璧なくせに、たったひとつだけ欠陥がある。 この、この、この具合が「味方になってあげなきゃ」「肩もってあげなきゃ」 て気にさせられるんです。 これでセキとの関係がもうちょっと複雑だったら、もっと良かった。んではなかろうか。 蓮とセキとの邂逅シーンは鳥肌モノでした。 蓮の頭の良さと、セキのクールさがものすごく見事に出ていて。 でも、セキが蓮に惚れた理由がいまいち説得力に欠けているように感じました。 あ、惚れてないんですかね? 「愛じゃない」執着だから、あれはあれでよしなんでしょうか? そして、○○はぽっくり死にすぎじゃないかと思いました(笑…一応伏字) え、あんだけみんなを自由自在に動かしておいて、そこで死ぬの・・・?(笑) しっかり極道が読みたい方におすすめです。 組同士のもめごとあり、跡目争いあり、決して逆らえない上下関係あり。 でも一番良かったのは、「男同士の恋愛が普通じゃない」とちゃんと認識されてた ことかな。 そういう意味でも、鉄板じゃないBLでした。 ハラハラしながら最後まで読みましたし。 誰か死ぬんじゃないかと・・・! そういう不安を与えるBL小説でした。 あぁ~、わたしの中に久々に極道ブームが到来しそうな予感。 『禽獣の系譜』『黒羽と鵙目』『エスシリーズ』をちょっと、 『真昼の月』『南嵐』あたりは読みました。 このジャンルは特に新規開拓がなかなか進みません。 設定だけヤクザの、なんちゃって極道モノを引きたくないから(笑) もうご紹介できないのが悲しいけれど、「薔薇の花束」とか「広島ヤクザ」とか 出てくるWEB小説みたいな濃い極道モノないかな。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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