香川県丸亀市浜町の丸亀市猪熊弦一郎現代美術館(MIMOCA。JR丸亀駅近く)で、10月12日(月・祝)まで「ダブル・ファンタジー：韓国現代美術展」を開催している。

　この企画は、韓国現代美術の現在を彫刻、絵画、写真、映像、インスタレーションなど、多様なメディアを用いた作品によって紹介するもの。15名の出品作家は、活躍中の若手作家が中心で、日本で初めて紹介される作家も多い。
　タイトルの「ダブル・ファンタジー」とは「現代社会のひとつの断面を表す言葉として用い、伝統と革新、人工と自然、現実と虚構、ローカルとグローバルなど、相反するものが対立ではなく、共存、もしくは混在している状況を示している」とのことだ。これまでのステレオタイプなイメージを超えた、新しい韓国現代美術の息吹を伝える、という。

　観覧料は一般950円、大学生650円。会期中無休。
　
　関連イベントとして9月5日(土)午後2時からキム・ホンヒ京畿道美術館館長とクリエイティブ・ディレクターの小池一子、モデレーターの北澤ひろみによる記念対談(聴講無料、先着170名)、期間中の日曜午後2時からはキュレーターズ・トークが行われる。

　MIMOCAのサイト　http://www.mimoca.org/

　　
韓国伝統デザイン　携帯ストラップ
黒檀三足烏ストラップ　1,155円