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テーマ:中国旅行(478)
カテゴリ:車いすでお出かけ
ワタシたちには、20年近いつきあいの上海人の友人がいます。博物館に勤めていたFさんは、日本で考古学の学位をとるため20年前に来日。まだまだ、中国はいまほど経済的に豊かになる前で、苦労してアルバイトしながら博士課程で研究していました。彼が101氏の職場関係でアルバイトすることになったのがご縁で、家族ぐるみでお付き合いがスタート。Fさんも、出産を控えた奥さんと二人で留学生活を送っていたのでした。 中国って、なんか、いけ好かない国 、という印象を持っている方もいると思います。たしかに、国家としての中国、に対しては「う~ん」ということもあるのですが、中国政府と、中国人は別。彼らは信義に厚く、いったん信頼した相手にはとことん尽くしてくれる人たちなのです。(そのあたりは、経験されている方もいらっしゃるでしょう。) Fさんに対して、大したことは何もしてないと思うのですが(汗)、たぶん、ごく普通に友人としてお付き合いしてきたのがよかったのかな。とにかく、こちらが訪中するときは、必ず食事やら観光やらアレンジしてくれるのが常。 Fさんは10年ほど前博士になって帰国。いまでは管理職になり、上海万博でも、テーマ館の企画と運営を任されています。 滅茶苦茶忙しい仕事の合間を縫って、グランドハイアットまで迎えに来てくれたFさん。ほぼ3年ぶりの再会となりました! なんと、Fさん専用の運転手さんつき車でお出かけ。(こんなところが共産主義国だなあ・・・苦笑) 1日目の晩餐は、Fさん夫妻と総勢5人で上海料理。 上海料理は、川魚を使うのが特徴。海老も川海老です。(川っていったって、長江なんぞは大きな船が航行できるくらいデカイ。) お醤油や砂糖を使い、日本人好みの甘じょっぱい味付け。ただし、北京や東北ほど塩味は利かせない、おだやかな味です。タレに黒酢を良く使うのも特徴。 小籠包は、必須ですが、最近は、焼き小籠包である「生煎(シェンジェン)」が大人気のよう。ジューシーな餡にカリッと香ばしい皮が良くあって、ワタシも、こっちのほうが好きかも。 デザートは葛湯のようなとろみのあるスープにお団子。お団子は餡入り。スープは梅味でちょっと酸味があります。多分、日本人は絶対好きそうなテイスト。 「小南国華山店」で。上海市内に数店舗、日本でも銀座に出店している大型店。
最後に、ホテル70階からの夜景をどうぞ。夜景撮影は本当に難しいのですが、窓のサッシにカメラを置いて、ようやくこの程度に撮れました! 明日は、いよいよ万博見学。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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