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カテゴリ:お散歩首都圏
埼玉県日高市の高麗神社に行ってきました。 日高市は埼玉県の西部、そろそろ秩父山地に近づいてきたぞに、というあたりです。 川越駅から、JR川越線で20分くらい。 ローカル鉄道の雰囲気も出ている、いい感じの駅舎です。実際ここからさらに北、高崎方面に向かう列車はディーゼル車です。 高麗神社は、奈良時代の創建という由緒が歴史書や文献で確認できる神社です。その由来は、朝鮮半島の高句麗という国が、同じく朝鮮半島の新羅と中国の唐との連合軍によって滅ぼされてしまいます。その際、王族や遺臣が日本に亡命。最初、日本各地に散らばっていましたが、武蔵国高麗郡の地を与えられ開発することになりました。そのリーダーが、高句麗王家の血筋とされる若光という人物。祖国はなくなってしまいましたが、新天地で厳しい開拓生活をして安住の地を作り上げました。若光は朝廷から高麗王の称号を賜り、その死後、神として神社に祀られた、というものです。 以降、若光の子孫は神社の神職を務め、現在の宮司がなんと60代目だそうです! 朝鮮縁の神社ということで、以前、ぺ・ヨンジュンさんがお参りしたことでも話題になりました。(ヨン様は、『大王四神記』で高句麗の王様を演じています。) 宮司家が暮らしていた住宅。国指定文化財です。江戸時代前半の建築とされています。 神社の背後は山。 高麗川の流れ。だいぶ上流に近いので、河原石もたくさんあります。もう少し紅葉していれば、もっときれいでしょうね。 ランチは、高麗川駅近くの、日本料理「あさひ」で。 高麗鍋御膳、1500円。 天ぷら、山かけ、小鉢、漬物に、高麗鍋がつきます。高麗鍋は、キムチの入った和韓折衷のみそ仕立て。里芋、大根、ニンジン、こんにゃく、肉団子とボリュームたっぷり。甘口のお味噌とキムチがよく合います。これで1500円はお値打ち! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2020年11月03日 22時50分52秒
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