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遊心六中記

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2024.02.09
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カテゴリ:観照
 2023.7.16
白楽天山の会所から室町通をさらに下ります。仏光寺通を越えてその先の高辻通まで
右折して高辻通を西に入り、室町通から一筋西の新町通を北に上ります。
洛中の町内は基本的に通りの両側が同じ町、つまり両側町の構造です。新町通北入る、そこは「岩戸山町」で、「岩戸山」が所在します。
 2022.7.13
2020年に訪れた時は、岩戸山の上でお囃子が実演されていました。写真の時刻記録は15時25分。
岩戸山はその名の通り「山」ですが、その形は「鉾」とほぼ同じです
鉾と同様の車輪も備わっています。

 2018.7.14
岩戸山の側面です。この姿は前回の長刀鉾や月鉾とほぼ同じでしょう。
下水引や胴懸には龍はいません。その上の​欄縁を観察しますと​

欄縁のこの箇所の右側が龍のようです。この側面を撮っていた時は意識していませんでした。
 2022.7.13
もう一ヵ所、別の側面の欄縁にも龍がいます!! こちらはクローズアップで撮っていました。

 2017.7.15
                    
                              さらに、ここにも!!
この時、屋根裏に描かれた鳥に注目して写真を撮っていたのです。写真を精査していて、屋根の合掌部の正面に龍が透かし彫りにされていることに気づきました。
 2018.7.14
こちらは展示でみた下水引「紺地丸龍文様錦織」ここ​​に龍がいます。
説明書きによれば、18世紀初期朝鮮王朝製で、元文5年(1740)に新調され、安政3年(1856)に仕立て直されたものとのこと。
 
       円形の中に、正面龍が織り込まれています。
 2018.7.14
もう一点、展示で見たのがこの見送(ミオクリ)「日月龍唐子嬉遊図」(一部刺繍)。
 ここに龍が!! 
見送の上部、額のところに、正面龍がいます。4本爪の龍が描かれています。

 2023.7.17
​岩戸山の巡行風景​です。巡行の様子は鉾の巡行とまったく同じ。辻回しも同様です。
違いは何か。正面に稚児人形が載っていないことと、屋根の上の違いです。鉾の場合は真木が建てられて先端に鉾頭としてシンボルが取り付けてあります。山の場合は、屋根の上に松の木が立てられていることです。まず屋根を見れば、鉾と山の識別ができます。
 
上掲の見送が懸けられています。この龍なら巡行観覧者にも目に止まることでしょう。

新町通を上り、仏光寺通を渡ると「船鉾町」です。「船鉾」が見えています。
私の好きな山鉾の一つです。
 2022.7.13
船鉾に船尾から近づくことになります。
宵山で普段はこのように船尾の見送がストレートに正面から全体を眺められることはありません。鉾建てに続いて懸装品等の装飾が完了し、巡行ができる直前までの準備が終了。鉾の曳き初めの儀式が始まる少し前というタイミングでした。写真の記録時刻は14時27分。
 2009.7.15
宵山巡りをする普通の状態はこんな景色です。船鉾の周囲には「埒(ラチ)」と呼ばれる囲いが設けられ、前後に距離を置き、駒形の提灯が吊された状態です。懸装品は部分的にしか見えません

 2017.7.15
船鉾の船尾には、まず私の好きな螺鈿細工の施された龍が舵の部分にいます。黒漆塗螺鈿細工による飛龍文様の姿です。舵にいる飛龍はこのシリーズの第1回目に触れていますので、ここでは繰り返しません。

この船鉾には、他にも数々の龍を見ることができます。そのご紹介に専念します。
 2011.7.16
 2018.7.14
まずは、この見送の龍です。正面龍の形です。

 2022.7.13
舵から目を上に転じると、艫の高欄の下部に、金色の飛龍が雲の上を飛ぶ様々な姿で丸彫りされ、取り付けられています。
        
    


  
            船鉾の左舷 飛龍の下には「麒麟」。
  2017.7.15 


 2017.7.15
    右舷 


 2018.7.14
         
        そして、船の左舷の下水引にも龍がいます!!
    

                        

       船の右舷の下水引にも対照的に龍がいます。

 2023.7.16
船鉾の船首には、鷁と称する鳥がいます。その舳先の下部に、前懸が懸けてあり、
  そこにも正面龍がいます。

 2023.7.16
船上の屋形の唐破風屋根に目を転じますと、束の両側に、
 
    二頭の龍が向き合う透かし彫りの装飾があることに初めて気づきました。

船鉾の船上内部を2011年に拝見しました。
私の記憶では、この時は船鉾の曳き初め式に、一般参加として鉾の曳き手に加わり、わずかの直線距離ですが、曳かせてもらえたのです。そして、船鉾の船上内部拝観券をいただきました。有難く拝見した次第。それで知ったことなのですが、
 2011.7.16
船上の艫の舵を操る舵室になる建屋の柱に

    
   

                   
                
       昇龍と降龍が螺鈿細工で描き出されています。ここにも龍がいるのです。

 2011.7.16
 
その時、たぶんその時点で既に保存品になっているオリジナルの懸装品の展示も併せて拝見できました。ここにも龍がいます。
船鉾にはそんな思い出があります。

 2023.7.17
上掲の景色でご覧のように、宵山では、船鉾の周囲に埓が設けてあり、仮設の覆屋が設けてあります。当然ながら、他の山鉾と同様ですが、巡行当日に初めて、船鉾のスッキリした全景を見られることになります。
その代わりに、龍がどこにいるかなどの細部は見づらくなります。
宵山と巡行は、山鉾の鑑賞という点では相互補完関係になっています


                                       (資料1)

次回は、少し引き返し、仏光寺通を西に歩むところから、ご紹介します。

つづく

参照資料
*京都市作成の駒札
1) ​祇園祭山鉾巡行路 前祭​ :「祇園祭」(祇園祭山鉾連合会)  


補遺
岩戸山 岩戸山保存会​ ホームページ
祇園祭船鉾保存会​  ホームページ

 ネットに情報を掲載された皆様に感謝
(情報提供サイトへのリンクのアクセスがネット事情でいつか途切れるかもしれません
その節には、直接に検索してアクセスしてみてください。掲載時点の後のフォローは致しません。
その点、ご寛恕ください。)

こちらもご覧いただけるとうれしいです。

「観照 辰年 時空を跨ぎ龍の棲息地へ」 記事一覧



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Last updated  2024.02.09 00:10:08
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Re:観照 辰年 時空を跨ぎ龍の棲息地へ -31 祇園祭と龍:岩戸山・船鉾(02/09)   Jobim さん
同じ山をみても見る人によって注目するものが変わりますね
僕は「屋根裏に描かれた鳥」に目が行きました
3羽の鳥が腹側から描かれている、珍しい構図です
咽が白く、エプロンのような黒い輪があり、腹が白いという特徴から、何の鳥か特定出来ると思ったのですが、日本の図鑑には見当たりませんでした
おそらく外国の鳥かな?
それにしても気になります (2024.02.09 08:25:03)

Re[1]:観照 辰年 時空を跨ぎ龍の棲息地へ -31 祇園祭と龍:岩戸山・船鉾(02/09)   茲愉有人 さん
Jobimさんへ

祇園祭山鉾連合会の「祇園祭」というホームページには、各山鉾についての解説ページがあります。

岩戸山の項で、「前後軒裏の金地著彩鶺鴒図は弟子の中島華鳳筆(昭和6年)である」と記されています。

鶺鴒を描いているものと思います。
私はネット検索で確認してはいません。ご確認頂ければと思います。

軒裏を撮った時は、鳥の飛ぶ姿に関心を持って撮りました。
駒札に同じ説明が記されていましたので、鶺鴒なのかと思って、描かれた鳥の飛ぶ姿を撮ってみたい関心でした。
そのとき、龍は意識していませんでした。
今年、行けたら龍にフォーカスしたのも撮ってみたい・・・・。 (2024.02.09 10:52:09)


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