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カテゴリ:観照
昨年初めて大阪中之島美術館を訪れた時は、京阪電車中之島線の「渡辺橋」駅で下車して美術館に向かう際、この位置と視点から美術館の建物を眺めるということがありませんでした。 建物の手前まで真っ直ぐに行き、この階段傍の美術館名表示を見て、 階段を上がって建物の広場の傍に置かれた ヤノベケンジ作「シップス・キャット(ミューズ)を眺め、 芝生の広場の野外展示を眺めて、美術館の入口に向かいました。 そのため、この広場に続く館内のフロアーを1階と錯覚してしまったのです。実は2階です。 今回は広場に野外展示はなく、芝生が広がるだけでした。 展覧会場へはエスカレーターで一気にあがります。 ただし、2階から4階へはこの真っ直ぐなエレベーターで4階まで吹抜の空間を上昇します。 4階で5階へのエレベータに乗り換えです。この吹抜空間がビルとしては実に開放感があって良い。ゆったりと、ゆとりの空間という感じです。 5階の展示室を巡って、出口から出ますと、4階への緩やかな階段があります。 この階段から見えるのがこれです。 4階と5階の一部が吹抜の空間になっていて、この巨大な像が4階のフロアーに置かれています。 ヤノベケンジ作「ジャイアント・トらやん」全長約7mあるそうです。 北加賀屋にあるMASKから2022年冬、開館前にこちらに引っ越した作品です。(資料1) 4階から2階へは降りのエスカレータで一気に下へ。 2階の一隅に、モネ展の大きな案内パネルが設置されていました。 2023.11.24 エスカレータの設置された吹抜の空間は、1階への幅の広い階段が設置されたエリアに連なり、 そこはさらに1階までの吹抜の空間になっています。 2階の東側の通路を南に進みます。建物の南東角、ガラス壁面越しに眺めた景色。 ここ、かなり広いスペースになっています。「多目的スペース」として位置づけられています。 振り返ってみた2階フロアーの景色。 正面に見える立方体の反対側(北面)にエレベーターが設置されています。 南側のガラスウォールに近づいて、国立国際美術館と大阪市立科学館を眺めた景色 余談ですが、2023年11月に初めて訪れた時には、 仮設の個展ギャラリーとして利用されていました。 2023.11.24 吹抜空間に戻り、1階への階段を下ります。 1階の中央部の西側に「ホール」が設けてあります。壁面にHALLの表示。 まずは南に進みましょう。 バリー・フラナガン作「ボウラー」(1990年)というブロンズ像が置かれています。 通路の先は、1階の南の出入口です。左(東)側は、ショップエリアです。後でご紹介。 それでは、逆に北方向に進みましょう。 1階の北側の出入口 北の出入口から外に出ますと、すぐ右(東)側には、堂島川に架かる田簔橋に向かう道路への通路になっています。 左(西)側は駐車場です。 この駐車場の上が、芝生の広場になっているのです。 美術館の正面側からみれば、外観の一見は階段で丘に上がれば芝生の広場があるという景観に見えます。 建物の東側に出てみました。 美術館の東側の道路傍から眺めると建物の1階東面はこんな景色です。 北と南のショップエリアの間に、東側の出入口があります。 南のショップエリアは、「HAY OSAKA」というデンマーク系インテリアプロダクトブランドのお店。 1階の東側、歩道に面して手前(北側)のショップエリアは、カフェレストラン「ミュゼカラト」があります。2階のエリアに連接する歩道橋からテラス席を撮ってみました。 併せて、美術館の東側面の景観がおわかりいただけるでしょう。 歩道橋を渡辺橋駅の方向(東)に渡って、道路の東側から撮った景色 1本の桜の木が満開でした。 「モネ -連作の情景」を鑑賞し美術館内を巡ってみた後、展覧会のハシゴをしました。 国立国際美術館で開催の特別展「古代メキシコ」に立ち寄りました。 次回はこちらをご紹介します。 ご覧いただきありがとうございます。 参照資料 *施設案内 :「大阪中之島美術館」 1. 【開館まで残り15日!】 :「大阪中之島美術館」 補遺 大阪中之島美術館 ホームページ YANOBE KENJI ホームページ MASK [MEGA ART STORAGE KITAKAGAYA] ホームページ (おおさか創造千鳥財団) バリー・フラナガン :ウィキペディア The Estate of BARRY FLANAGAN ホームページ (情報提供サイトへのリンクのアクセスがネット事情でいつか途切れるかもしれません その節には、直接に検索してアクセスしてみてください。掲載時点の後のフォローは致しません。 その点、ご寛恕ください。) 観照 大阪中之島美術館 -1 「モネ -連作の情景」 へ こちらもご覧いただけるとうれしいです。 観照&探訪 大阪中之島美術館・特別展「生誕270年 長沢芦雪」-1 外観と芝生広場 3回のシリーズでご紹介 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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2024.04.16 13:44:23
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