その昔、細川護熙とかいう総理大臣が
国民福祉税構想なるものを突如発表したことに対し、
総理の女房たる武村正義官房長官が「過ちをあらたむるに、憚る事なかれ」と、
痛烈に皮肉ったことが思い起こされるようなニュース。
「百害あって一利なし」たるコピーコントロールCDを生み出した
エイベックス株式会社が、今後、CCCDを弾力的に採用することになったことは
以前の日記でも書きましたが、
本日、株式会社ソニー・ミュージックエンタテインメントが、
独自のネットワーク認証型CCCD「レーベルゲートCD」の発売を、
すべて止めることにしたそうです。
ソニー・ミュージックエンタテインメントのプレスリリース は、こちらです。
今後は、2004年10月発売タイトル分の一部から段階的に
レーベルゲートCDでの発売を終了し、
11月17日以降発売する新譜については、
全て通常のコンパクト・ディスクとして発売するそうです。
この決定についてソニーは、
「著作権保護に対して、多くの音楽ユーザーの意識が高まり、
一時の混乱期を脱したため」と発表しています。
これはもしかして、例の著作権法改正への反対世論が高まったことが、
かえって消費者(音楽リスナー)の間に著作権保護への認識が広まった?
なんてことではないでしょうけれど…。
それにしても、CCCD廃止決定は素直に評価したいですけれど、
「過ちをあらたむるに、憚る事なかれ」とはよく言ったものです。
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夜は、大手町サンケイビル・メトロスクエアB2Fガーデンで行われた
奥華子さんのライブに行ってきました。
5月に亀戸のサンストリートで見て以来、ひさしぶりです。
セットリスト
1.愛されていたい
2.小さな星
3.花火
4.伝えたい言葉
5.その手
~休憩
6.鏡
7.忘れられた記念日
8.涙の色
9.楔
10笑って笑って
~アンコール
11.片想い
12.愛のしずく
10月2日よりオンエアーされる「TEPCOひかり」の新CMに採用された
彼女作曲の歌も特別サービスで披露。
会場は地上に吹き抜け構造の地下2階ホール。
7時に始まったライブは15分の休憩をはさみ、8時40分ごろに終了。
無料で、こんなに多くの曲が聞けたことに感謝。
150人位のオーディエンスの半分以上は男性で、
私のような会社帰りのサラリーマンも多かったです。
8月27日に発売された初シングル「花火」もゲット。
「自主制作CD vol.1」と共にサインをいただき、握手もしてもらいました。
不思議と癒される歌声に、純愛を詠った素直な歌詞、明瞭なメロディにピアノ弾き語り。
将来、必ず大ブレークするシンガー・ソングライターであると実感しました。
奥華子。千葉県出身シンガーソングライター。5歳からピアノを弾き始める。その後、作詞作曲に興味を持ち始め、オリジナルの楽曲創作を開始する。津田沼・柏・船橋を中心に路上ライブを続け、自主製作CDは平均でも250枚以上売れるようになり、今までの路上での売り上げの最高枚数はなんと1日で402枚という記録も持つ。現在の路上での総売上枚数は8000枚を越えている、今もっとも注目の路上アーティスト。東京、神奈川、千葉、埼玉と活動拠点を広げながら、キーボードとアンプを両手に街から街へと路上ライブを行っている。2004年8月26日にシングル「花火」をインディーズで全国発売。 |
このCM(↓)の歌を歌っているのは、じつは彼女です。
テプコ1
テプコ2