信頼と価値観の共有
「そこに山があるから登る!」山とか登山に興味がない人にとっては「山があっても登らない!」のです興味のない人にとっては、それがどれ程凄かろうが、素晴らしかろうが、「ああ、そうですか・・」で終り。ですから、その価値が分からない人に何かを伝えようとしても、まず無理なんですよね。猫に小判を与えるようなものです。「3年掛けて師を探せ!」「3年掛けて弟子を探せ!」これは武術の世界で云われる言葉ですが、武道武術の世界も同じなんですね。本当に自分に価値を与えられる師は、そう多くは存在しないでしょうし、また逆に言えば、本当に伝えたいと思う価値を理解し受け止めてくれる弟子もそう多くはいないでしょう。家庭もビジネスもすべて、価値観を共にするお互いの「信頼」があってはじめて成り立つように、師弟の中でも互いの価値観という「信頼」があって初めて極意の受け渡しが完了するのです。猫は小判の価値など解りません。そんな猫に小判を押し付けても無駄でしょう。昔からその価値を理解する人にだけ極意が伝承されたのです。そう、人が自分に好意を持つ人にだけ心を開くように、神も信じる者にのみ福音をもたらすのです。昔から武道の四要として「一眼 二足 三胆 四力」と云われますが、逆に武道の四戒として云われるのが、「恐 驚 疑 惑」恐れるな,驚くな,疑うな,迷うな、ということです。人生でも、恐れず、疑わず、自分の選んだ道を信じて生きて行け!ということでしょうね。=達人養成塾=☆体幹操作法の習得は諸芸全般一流の登竜門!☆「極意」とは意識を極め自在にすること!☆一瞬にして相手の力を無力化する技法とは・・?3月度「体幹操法」を体感するセミナーページへどうぞ!