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カテゴリ:八面六臂星人
珍しいでしょう、このタイトル。 今日はちょっと緊張気味なのだ。ちょっと、いつもと違うのです。(いつもって、いつのことだといわれると、困るけど)。気合はいってるってわけよ。 こういうことがあれば私だってまじめにブログ書くわけ。 仕事が人生という人もいる。 で、この人はおそらく、そういう一人じゃないかと思う。 種田陽平。 「あ、知ってる!」と、思った人、いるでしょう。 美術監督、種田陽平。 「あ、わかった!」と思った人、さらに増えたでしょう。 なんたって、ついこのあいだもTBS『情熱大陸』で特集されたのである(この番組に出ただけでステータスだ、と友人は言っておった)。さらに遡ればNHK『トップランナー』にも出演している。一家言あるプロ中のプロを出す番組の両巨頭(ほんと?)を制してしまったのである。 是枝監督との対談は私も聞きに行ったが、そこに集まった若者たち(このときは場所もあるのか、若者が多かった気がする)の瞳の輝きったら、ほとんどハート型の憧れ目線か、仰ぎ見る弟子の熱視線だった(是枝監督も時折じーっと見つめてるのが面白かった。あれは監督の癖なのかもしれないが)。 ああ、いまやこういう存在なんだ~、と確認したしだいでありました。 また前置きが長くなりました。何でこんなとこでいきなり種田陽平さんが出てきたか。 種田陽平さんが、本を出します。 と、そういうことなんである。 これまでも本は出してるんですが(それぞれ面白いから見てください。いやできましたら、買ってから見てね)、今回は映画とはちょっと離れて自伝風。だから(?)タイトルも、こうです。 『どこか遠くへ』 帯の推薦文が、なんと松たか子さんである。それだけでも今の彼の人気度が知れようというもんだ・・・こういう言い方は本人、好まないだろうけども。松たか子さんとどうつながっているかとなると、 『ヴィヨンの妻』 でありますね。(あ、あれ? なぜ一行分色抜きなんだこれ) これはベネチア映画祭、でしたっけ?(誰にきいてるんだ?)出品したのよね。 近日公開です。 (あ、これは色、フツーだった)。 さらには、なんで是枝監督と対談していたかというと、 『空気人形』 ですね。同じく近日公開。 本の発売は9月30日の予定です。 ちょっと覗き見していただくとわかりますが、なんとも甘く切ないね、哀愁を誘うんでありますね。詩人だよなあ・・・ 絵も描けて文章も書けて。まあそういう人でなければ映画美術なんざ出来ないのだろうが、やっぱり世の中凄い人は凄いんである。 そして言うまでもなく重労働ハードワーク。前にも書いた気がするが、出来る人はタフである。最後は何でも体力だ。 「体力って、精神力のあとについてくる」って、松任谷由実が言ってましたけどね…それはそれで、納得する。『情熱大陸』のなかで、ちょっと顔に疲れが出ていた風の陽平さんを思えば、たしかにそう、体力はついてこさせるもんなのかもしれん。となると凡人であるこっちはさらに言い訳きかないわけなんだけど(蛇足ながら、これは最近読んだ井上陽水データ集大成みたいな本に載ってた対談中の発言だが、つくづく思いました・・・井上陽水って人はほんとに面白いな)。 本が出るころ、映画が公開されるころには、本人はもうその先に進んでいるのだ。 ・・・すげーなー。 と、また書き足していかないうちに、とにかくご紹介せねばだった。 ホームページも見てください。 う、うわっ 最後にまた全部消したかと思った! HP開けたら画面が変わったんだもの(当たり前だ)。ああよかった・・ http://www.yohta-design.com/
ん・・・だけど・・・ Abode Readerの画面って、どうやれば添付できるの・・・?! 世の中はわからないことだらけだ。
私は映画に関しては素人だが、詳しい人なら、名前
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Last updated
2009.09.10 19:43:39
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