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2010.01.30
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カテゴリ:雑記

今度の満月は”ブルームーン“と言うんだと、
おとといの晩Mちゃんが教えてくれた。

満月の晩には出産も犯罪も狼男も増えるという話だが、
それだけフルムーンにはパワーがあるんだろう。
ついでにそれがブルームーンフルムーンだと威力も倍加して、
前日から人類に影響を及ぼすのかもしれん。

で、前日私にはフルのほうじゃなくブルーの影響が加えられたらしく、
クリシュナマチャリア師の教えを引くD師の教えに背いて
「自分に優しく」しなかったため、
久しぶりに急性胃炎か腸捻転(注:あくまで誇張です。鼓腸かもしれないけど)の夜を過ごし――こういう場合の人間の状況というのは面白いもんである。体は泣いてすがってるのに頭はそれを頭から押し付ける…ここでわかりにくい駄洒落を遣ってはいけない――

ほぼ最悪の気分で目覚めた。ほんと久しぶりである。
だがここでめげずに起きるのはやはりヨーガの効用。ほんとだよこれ。

で、たとえ顔がむくんでいようともこれまためげずに出かける根性もヨーガの故。
そして今日はまた、そんな汚れたワタクシ(意識が住まってくれた「おうち」なのだから、体はきれいにしてあげないといけない、とD師が言ったじゃろ。)にふさわしいイベントでありました。

前フリ長かったですが、ヨーガ・セラピーとピアノという美しい組み合わせであります。
ブルームーンの前にふさわしいじゃろー

ヨーガは朱さんで、ピアノはゆいこさん。

ゆいこさんとは去年の春(だった…よな)、スリランカ・フェスに行ったとき初めて会った。
そのスリランカ・フェスには朱さんに誘ってもらったのだが、朱さんの友達と一緒に来てたのがゆいこさんだったのである。
ブラジルに2年(?・・・たしか。例により私の数字の記憶は怪しい)、その前にボストン、ニューヨーク。
と聞いて、ああなるほどと納得してしまう感じ。きりっと筋が通ってそうな、
やわい日本の子(注・あくまでイメージです)とは違うというか、
自分がはっきりありそうな、きちんとものを言えそうな、そういうイメージの人だった。
インド人の「堂々」(はい、あくまでイメージです)とはまた違うけど、
黒目がまっすぐ、きりり。

ピアノをやっているというのも、楽器のできない人間にとってはそれだけで「ステキハート(手書き)」の対象なのだが、さらに創作もやっているとのこと、わあ~ 
それになんといってもその自由な感じが。

いろんなことをやっている人が世の中まだまだいるなあ、と、
なんとなく自分まで世界が広がった気分になって帰り、
フェスのことをブログに書いたらメールしてみよう、と思っていて・・・

ブログにフェスが登場しないまま時は過ぎましたどくろ 

そしてそのままになっていたのだ。その間にはゆいこさんと朱さんが組んでのイベントもあったのだけど、私は行けないまま年明け。しかし今回は飛び込みかなった。さすがブルームーンね。

いつものようにちょっと迷って会場発見。ぼろチャリを下に置いて階段を上がっていくと、
下から誰か続いてきた。当然同じ目的の人かな、と思って振り返ったら、
これまた久しぶりの人だった。

本人に面と向かっては言わなかったが、またきれいになった気がした。
”また”というのは、もともと美しい人だからである。
会って間もない頃、晴美さん(というのだ)ファッションショーに出るんですよ、と聞いて、
え、やっぱりモデルさんなんだ!と思ったくらいである。(いや、ショーに実際出たんだからモデルさんと言っていいんだけど、それが本業ではない訳です)
背も高くてすらっとしてるし、センスいいし(…なんで私の周りってきれいな人多いのかね、
とふと脳裏をよぎったりする。類は友を呼んでない)。

ともあれ、久しぶりに会えて嬉しいことでありました。やはり来てよかったぞ。
会場も落ち着くステキなところであった。板の間にグランドピアノ。
その前でまずヨーガ。今日は“セラピー”主眼なので、動きは少なく、
これまた今日の私にはよかったかも。下手に動いたら吐く。。。(はい、誇張です)。
それにバタバタバータの気持ちも静まったかも。正解正解。

自分の手と手の間に生まれる気というもの。気功でもよくやりますが(というより、
気功のイメージのほうが強いのかな)、あれって不思議だよね。
「普通」の人でも、気は生み出せるのです。実のところ「気」というのは超能力じゃなくて誰にでもあるってこと、それに気づくのが大事なのかもしれない。

やってるときにはもちろんそんなこと考えてなくて、
ふわーんといい気分になってるうちにピアノの演奏に移ります。

はっきり言って極楽。
凄い贅沢。

寝たまんま聴いててもいいし、座りたい人は座っても、どこの場所にいてもいいです、と。
せっかくなので私は寝たまま聴いてみました。
だってそんな機会、まずないでしょー。
ピアノならずクラシックのコンサートと言うと、音もたてず身動きせず、固まって静聴、というイメージがある。
それをグランドピアノに足向けるなんていう無礼な格好で聴くって。
これはですね、なかなかほんとに、いい感じです。全身でもらってる感じ。
全身で運ばれてく感じ。
(これで床暖だったら最高に最高だったのだが…冷え性の私は途中でちょっと寒くなり、欲を言えばそこだけが。)

ピアノの音というのはまず人に優しい。
それに、種田陽平氏の時にも書いたが、音や映像の持つ力はやはり違うのだ。
じかに入ってくるものは強い。やっぱりね、字は人間が作るまで存在しなかったけど、
音と情景は最初っから、人間が始まる前からあったからね。

ほんと言うと、弾いているところも観察したい気分ではあったのだが、
次の楽しみにしておいて、今回は目を閉じて聴いていた。こういうのも初体験である。

幸せな時間は早い。すごく詰まってたのに爽やかに流れていった。
うーむ音楽に詳しい人ならもっと的確な称賛が出来るんだろうが、
残念ながら私にそういうワザはないのです。
でもすごーく広い空間…山みたいで海みたいで空みたい。。。なんだそらぁはさみ
だからそういう広いとこを飛んでるみたいなねえ。。。 マイケル・ナイマンにちょっと似て。・・ 似てねえよ、と言われると怖いからやめます。

終わった後で聞いたら、ほとんど即興なのだそうだ。すんごー!
CDがあるというのでいただいてきました。
『TWO』というタイトルです。クレジットはYuiko Goto & Alejandra Ortiz

再び、すごー! 作曲もプロデュースもジャケット写真とデザインもゆいこさんである。
CD作っちゃうというだけで私には驚愕だが(今の若者にとっては自主制作って簡単なのかもしれないけど・・)、すべてこなしてしまうなんて… 

この写真。そうそう、この写真の気分だった、まさに。

で、今このCDを聴き始めたところ。
そしてブルームーンの夜は更ける。
ほんとは更ける前に、もっと先まで書くはずだったのだけど、案の定ね。

ほら夕べの睡眠浅いから…
もう眠いのです。ブルームーン前奏曲の生ピアノのおかげで幸せに眠れそうだし、これで満月前夜の悪夢も消せると。続きは明日…かあさって… でもまだ告知あるから、今度はたち消えにはしないことよ。(眠いため口調が変。)



 

 

 

 

 

 






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Last updated  2010.01.30 22:54:49
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