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2010.04.02
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カテゴリ:雑記

以前フィリップ・K・ディックをもじった(つもりの)時には、

分かってもらえなくても多少高尚な雰囲気があったやもしれんが、

このタイトルは“私の彼は左きき“のもじりです、といっても

「年なのね…」といわれるか、「は?」とまるで通じないか、のいずれかでありましょう。

(そういやあかつては“私の彼は左巻き”って言ってたっけ…)

とにかく。

私の従姉妹で占い好きの子がいて、スケジュール帳まで占い手帳なのである。

その子と会ったときにそれで遊んでみたところ、

今年の私の運勢はかなりよろしい、ということでありました。

わーい。

で、それを母に話したのである。

すると、

「ふーん。何かいいことあるといいけどね、今年といっても、もう3月も終わりだもんねえ」

どくろどくろ

フツーに考えても、ひどいでしょう。

せめて第一声は、「へえ、よかったねー」であるべきだろう。

しかも「何かいいことがあるといいけど」である。

極めて受け身、極めて天任せ。しかも末尾が「けど」である。逆説。

「子供は褒めて伸ばせ」という助言は、母の耳には入ったことがない。

こういうネガティブな人を親に持ったら、そりゃあ影響ないわけがないでしょう。

ちょっと前にはやった心理学みたいですけど。

だが。

ここでちょっと不思議な現象が。

こういう後ろ向き人間を等しく親に持ちながら、

なぜかまるっきり影響を受けない症例が存在する。

言わずと知れた、姉である。

前向き。怒涛のごとく前向き。

これはほんとに永遠の謎だ。

じゃお父さんが明るい人だったのでしょう、という意見がこれまた当たらない。

社交というものとは無縁、社交のほうから排除されちゃったみたいな、
人生貧乏くじ(いや、実際に貧乏だったわけじゃないですけど…要領あれだけ悪い人もいないだろう、と、実際の勤務状況を見ずともわかりそうな… そういう、犬の目をした ― 比喩じゃなくて、実際似てたのだ ― 父が好き。あ、だから駄目なのね・・・)みたいな人だった。

反面教師か。いや、あれは天然としか思えない…

現時点(4月6日)では、東方神起活動休止のショック(から、すでに怒りに変わってるそうだが)で動揺しまくってたが、
この日(4月2日)には、「CDあげるから聴いてね緑ハート 2枚買っちゃった、はっははー」と、
その東方神起のCDをくれた。

「もうネットで買いまくってるから毎日宅急便届いちゃって。たかてるに馬鹿にされてんの」

たかてる、というのは、息子の二人である。

「もう子育てもそろそろ終わり。あとは60まで遊ぶ! 一緒に遊ぼうね~」

そして実はこの日は、下の子の入学式でした。

「9時に終わりだって言うから黙ってたんだけどさー、9時半じゃさすがにまずいなと思って、今日xxxちゃん(=私です)と舞台行くんだって言ってきた」

ほんとは内緒で行くつもりだったのである。「母の行動を息子は知らない」のだそうである。

その下の子の誕生日には、上の子とB'zのコンサートに行っている。
B'z???? なんか、趣味、変わってきてないか??

「ほんとはさあ、てる誕生日だから、てると行くつもりだったのに、
あいつ全然学校決まんないんだもん」

「でも良かった! やっぱ稲葉さん歌うまいし!」

・・・”稲葉さん“・・・??

今度は息子二人とポルノグラフィティだそうである。

 






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Last updated  2010.04.06 10:53:24
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