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カテゴリ:一応正当日記風
「すんごい疲れた顔してる…だいじょうぶ?」 「どうも~」と入ってきた姉は、私の顔を見るなりそう言った。 あれ、もう元気になってるはずなのに・・・ (そのあと母が、「前はもっとひどかった」と言いました。"ひどかった"って、凄い表現だな。そのひどい顔で、私は年末ひとと会っていたのか。) 3日、恒例の姉一家到来。今年は珍しく外へ食べに行こうということで、 肉食べられるんなら墓参りも行くんじゃない、という姉の言葉に従い、 これに駅伝すれ違いコースを加え、姉一家は箱根駅伝復路を迎える形で南下してきた。 前にも書いたような気がするが、文化系のまま学生生活を終え、そのまま文化系で過ごしてきた人間としては、 実際、走る姿そのものも美しい。優れた力を発揮するものは、そのフォルム自体が美しい。 人間、鍛えればそんなこともできてしまうんだね。 で、そういう風のような選手たちと逆行してやってきた彼ら、 元気と大食いの代名詞みたいな彼が、だ。 ああ見えて、ひそかにストレスを抱えていたのでは… と心配になったら、 はあ。 姉によれば、自由に遊べるのも終わりだってんで(今年大学卒業なのだ)、 近頃は弟のほうもピザ屋で夜中のバイト(時給1200円だそうだ。いいな・・・)始めたので、 胃炎の甥はご飯を3回お代わり(たしかに茶碗は小ぶりではあったが)、しかもわんこそば並みの速さで食い終わり(本人によれば「すげえゆっくり食った」そうだが)、柄にもなく恥ずかしいとか言って、あとは私の茶碗からとったりして腹をごまかしていた。 これならまあ、とりあえず心配はないだろう・・・ ちゃんと肉の種類も選べて、もちろん焼き加減も聞いてくれて、目の前でじゅーじゅーと。 しかも3が日は初春特別メニュー。つまりは選択肢が限られているのである。 しかしそのコースを食べに来ている人々がこれだけいる、と。 デザートとお飲み物は場所を換え、ティーラウンジでおくつろぎ、なのだが 「うちだけおじいさんがいないね」と母。 でもおじいさまたちはとても幸せそうであった。 父も嬉しそうだったもんなあ、男の孫が生まれて。 「"男の仲間が出来た"って言ってたよね」と甥っ子兄がいう。 父、喜んでるだろうな。 結局、姉一家はうちにはほぼトイレ休憩程度にしか寄らなかったのだが、 友人Aがくれた超高級スパークリングぶどうジュースと、 友人Bがくれた輸入物高級チョコレートと、 友人Cがくれたマルセイバタークッキーチーズ(?で、いいんだっけ? とにかく、ちょっと北海道名物マルセイクッキーの珍種か新種。義兄は出張でよく北海道に行くのだが、初めて見たと言っていた)を出した。 この寒い家でジュース?とか言っていた姉と甥も、 「え、それ、ワインじゃないの?」「え、ジュースなのにその入れもの?」と興味を示し 飲んだら そしてチョコレートも、 そしてマルセイも、「え、これチーズつけて食べるの? おしゃれー。あ、おいしい」と、 すべていただきものである。持つべきものは友である。 なんだか私、どんどんサドゥーへの道を進んで行きそうな・・・ と、わざわざ解説したらつまらんだろうという注を入れてみたのは、友達からの年賀状に、「ブログ覗くのだが、よくわからない世界が・・・展開されている、ような・・」とあったので・・・あまりそっち方面に流れていかないように、と。) 私は(とりあえず)食べるものには困らない、という手相占い、やはり真実かもしれない。 そして風のように去っていった姉一家であった。 (とりあえず)みんな元気で何よりである。三が日から孫に会えた我が父も喜んでおったろう。
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Last updated
2011.01.06 07:54:45
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