|
カテゴリ:一応正当日記風
やめようと思っていたのに、ついまたやってしまう、「1年の締め」。
締まりがないものを無理やり締めくくろうという、 今更間に合わない大掃除にも似た、 無駄な努力の表れというか。 再開するまいと思っていたブログも、ついまた弾みで、開いてしまう。 こういう出たり入ったりというか、行ったり来たりというか、 人生繰り返しでございますね。 私の場合、無駄な繰り返しが多いでございますね。しみじみ言ってしまうよな、この辺な。 でもまあ、弾みがついちゃう、きっかけが、やっぱあるんだよね。 しばらくはそういうのも潰して、抑えてきたんですけど。 勘三郎逝去の報の翌日に図書館行ったら『さらば、勘九郎』がなぜか新刊の棚にあったとかね。んで、借りて来て読んだら、 このひとってほんとに情熱の人だったんだなあと思って、 そうだよなあ熱意って大事なんだよなあ、とかまた反省ザル(死語。)化したり、とかね… そういったもろもろのきっかけ、封印しておいたんですけど。 でも年末だから。 世間も新たな希望の年に向けてそれなりに開放されて、 まあ時と人によっては酒の力も借りて開放されて、いるので、 みんなが忙しい時にどさくさにまぎれて。 それでまあ、年末を前に、いろいろあったわけだ、 「偶然の必然」が。 そして相も変わらず情けない私は、ここでも行ったり来たり出たり入ったり、したわけだ。 しかしまあ、年越しを控えて、 終わりよければすべてよし。 って。 正確にはまだ一年終わっていないですけど。 さらに、「良し」って言いきっていいのかよ、と問われれば 疑問点は大いに浮かんでくるわけですが。 借金こさえて年越し確定だし(注1)。口内炎は痛いし(注2)、片目はまだ不気味に赤いし(注3)。 それでも、 「良し」な気分、なんです。 よしいくぞー。 な、気分に近い、わけです。(藤沢の氷屋によく出没するらしいテノール歌手の方によれば、吉幾三の歌の歌詞はイタリア語と通じるんだそうだ。いろいろと便利だ吉幾三。) 自分でそういう気分になれたんじゃない。 そういう気分にさせてくれた人たちが、いるのね。 そういうこと。 それが何よりありがたい。 だから今年は、 これまでにもまして、 感謝の一年なのでした。 あなたのおかげです。 ふーん、自分のことではなさそうな、と思った殊勝なあなた、 いいえ、あなたのおかげです。 へへへ、これってワタシでしょ?と思ったあなた、 はい、そうです、そーなんです。 そもそもこんなもん読まないあなた、 ブログもフェイスブックもやってない(それはそれで、正しい)あなた… …は、知らないままでよろしい。勝手に念を送ってしんぜよう。ほれ、いま寒気したでしょ。 ありがとうございます。 やっぱり、それで、締めたかった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2012.12.31 08:26:11
[一応正当日記風] カテゴリの最新記事
|