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テーマ:家を建てたい!(9820)
カテゴリ:仕事(住宅の設計)
『プレカット』と言っても何のことやら。
一般の方々にはピンときませんよね。 木造の家を建てる時、土台や柱・梁といった構造材を使うわけですが、 それ用に、原木から製材をし、組み立てやすいように ホゾ(でべそのようにでっぱりをつける)や穴の加工をします。 これらの加工は、以前はすべて大工さんの手でひとつひとつ加工していましたが、 現在は、工場の機械で一気にやってしまうのが主流となってきました。 この工場加工のことを『プレカット』と言っています。 ↑ほぼ無人のラインで、木材が加工されていきます 一軒分の加工は、1日で終了するとのこと。 大工さんの手ですと2週間くらいはかかりますので、 効率、コスト面ではかなり有利ですね。 機械のオートメーションに掛ける前に、図面に間違いがないか入念にチェック。 事前の図面打ち込みが間違えていると大変なことです。 そのチェック図が設計者にまわってきますので、緊張する場面です。 加工は1日で終わりますが、一連のチェックにかなり時間がかかります。 これらのやり取りは通常、電話やFAX・メールですが、 今回は実際入荷した材木の品質検査も兼ね、 直接担当者に会って最後の調整をしました。 やはり顔を見ながら打ち合わせするというのは安心感があります。 わざわざ茨城県まで出向いた甲斐がありました♪♪ ☆☆☆~☆ アトリエ3C+U建築設計事務所 代表 岡部千里 本日メールマガジン第46号配信日です。 『家づくりのイロハ』の『タ』断熱材 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2010.08.13 09:18:41
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