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テーマ:家を建てたい!(9820)
カテゴリ:仕事(住宅の設計)
『ヤマベの木構造セミナー』に参加してきました↓
と言っても専門外の人には何のことだか??? 建築の設計には、意匠(いしょう:デザインをする人のこと)、構造、設備と 大きくわけて3種類の分野があります。私は意匠設計者です。 構造は専門外ですので、例えば、鉄骨造やコンクリート造で設計計画する場合、 構造計算は外部の構造設計者に依頼することになります。 木造以外の構造は構造計算書の提出が義務付けれているので良いのですが、 住宅で一番採用される木構造。 もちろん、構造的に裏づけのある設計をしなければいけません。 が、計算書の提出が義務付けられていないので、非常にグレーなんです、実は。 また、構造設計者の中には、木構造が苦手な人が圧倒的に多いようです。 木は材種や育った環境、年輪などで部材の強度がまちまち、 構造計算にのりにくい、というわけです。 そんな構造設計者の中で、木造を語らせたら一番!と言われる 山辺豊彦さんのセミナーで勉強してきました。5回シリーズの第一回目。 今回のテーマは、当ブログでも何度か話題にのせた『地盤と基礎』の話。 山辺さんの話しのすばらしいところは、実践的なところです。 明日の業務から即使える!っていう感じ。 実際の地盤調査のデータを用意してくださっていて、 その調査書の読み方と基礎設計の考え方を演習形式でやってくださいました。 データを読みながら、20分以内で基礎設計をせよ、と。 実際に手を動かし、頭を働かすと習ったことが体に沁み込んでいくようです。 これまでの自分の地盤調査や基礎設計が間違っていなかった!と再確認できたのもよかったし あいまいだった部分がクリアになったし・・・本当に得るものの多い講習でした。 勉強は楽しい。少しは成長した自分が嬉しい。でも、5時間はちかれた~ ☆☆☆~☆ アトリエ3C+U建築設計事務所 代表 岡部千里 本日はメールマガジン第52号配信日です。 『家づくりのイロハ』の『ラ』 ライティング(照明計画) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2010.09.24 09:39:32
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