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カテゴリ:仕事(住宅の設計)
当ブログでも何度かご紹介したでしょうか・・。
屋根下に空気の通り道をつくり、屋根に当たった太陽熱でその空気を暖めて床下に送り床暖房。 『そよ風』というシステムです。 システムというとなにやら大げさな感じがしますが、誰でもが簡単に取り入れらるものです。 一番大事なことは、屋根下で暖められた空気を漏らすことなく床下に送り込むこと、 そして床下(基礎の部分)に送り込まれた空気が、床下(基礎)から外部へ漏れ出さないこと。 この2点につきます。 というわけで、只今進行中の現場で屋根下の空気が外部に漏れていないか現場検査をしました↓ でも空気って透明じゃないですか!空気が漏れているかどうか、どうやって検査するの? ハイ、いたって原始的。白煙筒をたき、白い煙が出てこないかチェック 写真ではわかりませんが、かすかに煙が漏れているところが3箇所ほど。 コーキングで隙間を埋めるよう指示。ま、屋根面は多少空気が漏れてもOK。 というのも、次から次へと空気は太陽に温められ上昇してきますから。 もっとも重要なのが、床下へ送った暖かい空気が基礎の立ち上がりから外へ漏れないこと。 せっかく暖めた大事な空気、外へ逃がすわけにはいきません!! というわけで、床下にも大量の白煙筒をたき、漏れが無いか厳しくチェック。 たいてい、1,2箇所は煙の漏れがあるのですが・・・今回はパーフェクト 検査後、あたりはもうもうと白煙におおわれ・・ すわっ、火事!と通報されないか心配したほどです(笑) それにしても、屋根の上を平気な顔で歩き回る現場監督さん、脱帽です。 高所恐怖症の方は、この商売はできませんね。 本日メールマガジン第54号配信日です 『家づくりのイロハ』の『レ』レンジフード ☆☆☆~☆ アトリエ3C+U建築設計事務所 代表 岡部千里 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2010.10.15 22:05:07
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