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テーマ:家を建てたい!(9820)
カテゴリ:仕事(住宅の設計)
新築であれリフォームであれ、内部の仕上げが最終段階になると・・
次は、カーテン選びが始まります。 部屋の壁紙を選んだ時と同じように、設計者側で似合いそうなサンプルをピックアップ。 『ヘッダー』と言って、大きなサンプルをメーカーから取り寄せ、現場へ↓ 机の上で小さなサンプルで決めるのは、とても無理。 カーテンを取り付ける部屋によって、光線の入り具合もまったく違うので、 生地の色味も違って見えますし、全体の雰囲気によってカーテンのデザインも変ってきます。 何は無くとも!現場!! 工事の最終段階、職人さんが現場をうろつく中、 実際の窓に生地を当ててみて「あーでもない、こーでもない」と、1時間以上。 設計者サイドで下選びしていった生地は、そうですね・・30枚はくだらないでしょう。 一部屋につき、3~5種類をピックアップ。その中で、まずは消去法。 ご提案したものがすべて気に入っていただけるとは限らないので。 そして、残った2枚くらいの中から、最終的にどうしようか・・と。 先日の現場では、幸い、ご提案したものの中からすべて気に入ったものが見つかり・・ (見つからない場合は、再度の仕切りなおしとなります) お次は、見積りの段階へ。 ま、ここが最大の鬼門だったりするんですが ごく普通の住宅でも、子ども部屋を含めすべての窓にオーダーでカーテンをつけようとすると まあ、50万円は下りませんね。50坪以上の大きな家でしたら、70万円以上は覚悟しないと。 もちろん、見積り金額は選ぶ生地の材質に大きく左右されるのですが・・ やはり、お高いものはそれなりに良いものなので・・安価なものはペラペラ つい、選ぶ段階では良いものを手にしがち・・ そして、見積り金額を見てガーン 結局、子ども部屋などは、吊り下がりのお安い既製品で間に合わせ・・ よくあるパターンです。カーテンはつけないわけには生活できませんし・・ 家づくりの最後の最後でかなりの出費を強いられますので、予算を取っておいてくださいね。 ただ今、メールマガジン第69号配信中! シリーズ『家づくりのイロハ』の『テ』 展開図(てんかいず) ☆☆☆~☆ アトリエ3C+U建築設計事務所 代表 岡部千里 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2011.01.22 10:34:51
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