ナチュラル☆スタイル

フラット生活


さて、そんな訳でフラットも決定し、安心？
と思っていた私です。

フラット生活ではほとんど英語を話す機会もありませんでした。
なぜなら、フラットメイトはみんな日本人なのです。

この家は、リビング、キッチンが一つ、
ワーホリ用の個室が３部屋、オーナー家族の部屋が２部屋、
ワーホリ用のお風呂＆トイレが一つ、
と充分な広さでした。

各フラットで色々な規則はあると思いますが
うちのフラットでは
キッチン、リビングは勝手に使って良し。ただし
使い終わったら掃除をすること。
バスルーム、トイレはオーナーが掃除してくれるという
嬉しい特典付きでした。
多分ほとんどのフラットでは共有部分を各自当番で掃除するのが
普通だったと思います。なのでこれはラッキーでした。

ただし、バスタブにお湯を張るのは厳禁。
シャワーも長湯はダメ。
オセアニアは水不足なので、どこの家にもこれは
暗黙の了解としてありますが
長風呂好きの日本人としては結構キツイ物があります…。

電話は市内通話ならOKですが（市内は無料なので）
それ以外はNGです。
国際電話をしたいときは、コンビニなどで
パスワード付きのテレカを購入して使用しました。
このテレカなら１分で１円もいかないので
超お得です。

それを知らなかった私はKDDIのテレカを買い
大損をしてしまいました。KDDIはメッチャ高いです。
成田空港などで売っていますが決してあれは買わないよう…。

あのテレカ、最初使い方がわからず、直接公衆電話のテレカ入れに
入れようとしていました。が、何度やってもうまくいかず
通りすがりの人に教えてもらったのでした。
直接差し込むタイプではなく、ある場所にダイヤルすると
「パスワードをお知らせください」と進み
購入したテレカに書いてあるパスワードを電話機で押すというタイプ
でした。しかもちゃんと日本語で案内してくれるという優れものです。

このテレカを購入した後は、話放題でしたが
やはりフラットでは、一人が長電話していると
その間他の人が使用できない為に
これも暗黙のNGでした。

まあ、このように共同生活をするというのは最低限のマナーを
守らないといけないため（当たり前ですが）
もし共同生活に不安なかたは少し高くなりますが
賃貸で、アパートを借りることをオススメします。

私も一時期考えましたが
ある一定の場所に定住するつもりはなかったので
フラットを選択しました。

１年同じ場所にいるのなら、賃貸の方が安いんじゃないかと思います。
フラットはどうしてもシティから近いところはあまりないので
結局バス代がかかりますが
賃貸でシティに住めば、その分高いところに住めますしね。

私の場合、フラットでの生活の一番ストレスだったことは
人間関係でした。
最初はつかず、離れずを守っていたのですが
そのうち、同じフラット内の子と仲良くなり
その人と話すうちに、彼女の過去（パンドラの箱）を開けてしまったのです。
彼女の抱えていた悩みを私も荷担するようになり、
最初のころは良かったのですが
そのうち、私も仕事を始め、疲れて帰ってくると
彼女が私に話を聞いてもらおうと待っています。
これがなんとも、ストレスでした。
当然聞いてしまったのは私だし
「迷惑」とは言えず、彼女の方も今まで話さずにいたことが
噴火してしまったため
とにかく毎日、ほぼ同じ事を聞くということを繰り返しました。

それが３カ月続き、セラピストではない私は参っていました。
次の場所に移るきっかけはこれが大きかったと思います。

家に、家族でも友達でもない人と住むのは大変。
彼女の過去を簡単に開けてしまった私が馬鹿でした。。。
フラットでは、つかず離れずの人間関係をオススメします☆
そうじゃないと、同じ家でどうにか顔を合わせないように
と行動するのは至難の業ですよ

ここで感じたこと。
外国に長期来る人は２種類。
ほんとうに何かをやりたくて来た人、日本にいたくなくて来た人。
多分大抵はどちらかの人間だと思います。
ちょっとの関係では分からないことでも
少し時間を共にすると「バクロ」が始まると思って
付き合ってください。
NZは狭い。オークランドで会った人に
クライストチャーチでも会う（しかもバッタリ）
会わないまでも、話していると「それって○○ちゃんじゃない？」
かなり日本人が密です。
なので変に関係も壊せない。

私の体験を参考にしていただけると幸いです。

次回はバイト探しの巻