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カテゴリ:株
一応、株を買ったときに損切りラインを決めるとしますよね。
5%下がったら、エントリータイミングを間違えたとして、損切りをすることを決意します。 いくら価値に投資する・・といっても、タイミングを間違えるといらない含み損を抱えてしまいます。 株価の予想はできないし、自分が間違うことを知っているというのは大きいことです。 初心者や、凡人はやはり、マイナスに耐えることは難しいのです。 いくらバリュエーションしたところで、自分の方法が間違ってるのかなと不安になってきます。 で、結局のところ株価が上がらないと儲からないですからね。 トレンドはフレンド。 株価が上がる流れに乗れたらいいし、乗れなかったら一回降りる。 そう決めて、損切りラインを5%としました。 いかなる理由があろうと5%マイナスになったら手仕舞う。 これで損失は5%に限定。 儲けは無限大。実際的には20%くらいを目標に設定。 いいねえ。期待値は高いかもだ。 意気揚々と買いに走ります。 そして、ある日。 気がつけば1日で10%ほど下がっている! 損切りラインを越えてやがる! 本来なら即売りすべきなのですが、10%の損は想定外! 許容できる範囲を超えている。 おれは5%負ける可能性は許容してたけど、10%なんて聞いてないよ! そんな損失確定できるかっ 脳は思考停止に陥り、保有をそのまま継続。 次の日はさらに下がり、ストップ安・・・。 塩漬決定。 もう意味わかんね。 しかし、しばらくするとまた株価はもどりつつあり。 はじめに損切りラインと決めた-5%付近になってきました。 あのストップ安を食らった時。 -5%になったら損切りしよう再びと決めたのだ。 そのチャンス。 しかし、実際にそのタイミングが来ると。 損失確定しなけりゃトントンになるんじゃねえの? 買値に戻れば、当初の想定通りいけんじゃねえの? そうこうしていると、再び株価は奈落の底へ。 また大きな含み損を抱えてしまうことに・・・。 はたして彼に5%の損ですむはずだったタイミングはあったのか? 感情で投資するって怖いんですけど、人間は誰しも感情で行動しているんであって、決して論理的には行動できないんですね。 だからこそ、投資方針を紙に書いておき、それに絶対に従うとか、感情を入れ込まないための工夫が必要になるんですよね。 あとは、本当に機械にやってもらうことですかね。逆指値というワザを駆使して買った瞬間から売り戦略を自動に実行してもらうようにするという。 逆指値機能って楽天証券とか株ドットコム証券にありますが、意志の弱い個人投資家には強力なツールなような気がします。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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