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カテゴリ:中国生活
連日報道されている、食品汚染の問題。
みなさん平和な日本でいかがお過ごしでしょうか。 私が住んでいる中国では、粉ミルクが問題になっています。 それに端を発し、牛乳、ヨーグルト、アイスクリームなどすべての乳製品にメラニンが混入しているという事実が明らかになりました。 最近毎日ヨーグルト食ってた俺、涙目です。 牛乳は三大メーカーである三鹿、蒙牛、伊利の三社ともにサンプルの10%でメラミンが検出されたということです。 にもかかわらず、政府は安全宣言をし、スーパーには何事もなかったかのように商品が並びます。そして、人民も何事もなかったかのようにそれらを買っていくのです。 情報弱者なのか、習慣にうずもれているのか。おおらかなのか、盲目なのか。 日本では雪印の時、どうだったか。 少なくとも自分は事件以降買ったことはなかった気がします。 自浄作用がないのです。 代わりに選べる企業がないのです。 国有企業の名残はまだまだ続いています。 ところで、中国には康師博(カンシーフ)というコカコーラと日清とブルボンが合わさったような巨大食品会社があります。 まあ、清涼飲料水と即席ラーメンとお菓子でトップに君臨する会社です。 昨日、その会社のミネラルウォーターが水道水をそのまま使っていたというニュースをみました。 中国で水道水が飲料に適さないのは周知の事実です。 みんな飲料水は飲料水で買っているのです。 それなのにナンバーワン企業が飲めない水道水売ってたってどうよ! もう何も信じられないよ! まあカンシーフの水は、はじめこそネームバリューで買ってましたが、味がどうも蒸留水にしか思えないのと、飲んだ後脱水症状みたいな感じになるのですぐ買うのひかえてましたけど。 日本では一番クオリティの低い感じがするコカコーラ社の水が一番体にやさしそうな感じのテイストだったので、いつもそれを買ってるわけです(森の水だより、あんまりおいしくなくないですか?)。 一応コカコーラなら国際基準でがんばってくれてないかと期待しているんですがどうでしょうか。 中国では国家有数の巨大企業が率先して汚染食品をばらまいているのですからね。 前から書いてますが、中国にはまだブランドを作ろうというような精神はまだほとんどみられないようです。 メディアで大量宣伝すれば、質なんか伴わなくても売れてしまうのです。 人民には判断する能力も代替商品も与えられていないのです。 たぶんこの国のトップの人たちは安全な外国の食品を搾取して集めたお金で買っているのでしょう。 なにより政府にとっては、多すぎる人口がこれで減ってくれればかえって好都合なのかもしれません。 さらに原発が爆発したとかいう情報もあり(ソース)。 もうヤダこんな国(泣) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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