7月4日
今日はいよいよJIOによる構造体の検査と、役所による中間検査が実施される日です。
ヤッホ~!
意味なく、朝から気分がウキウキしてしまう私。
JIOの検査は9:30から始まると監督さんに聞いていたので
仕事を調整して9:40ちょっと過ぎに現場へ行ってみると
何と、もう検査が始まっていました。
でも、出迎えてくれた監督さんが何か渋い表情をしていたので
不具合でもあったのかと一瞬ドキドキしましたが
何でも普段の検査とは勝手が違うようで困惑しているとのことでした。
かなり細かくチェックをしているようで、私と話している間にも
「すみませ~ん、ここはどうなっているのかなぁ?」
と監督さんが検査官に呼ばれ、色々と質問されていました。
監督さんには迷惑なのかもしれませんが
施主の私には、細かくしっかり確認してくれるってことは、心強く感じました。
偉いぞ、JIOの検査官!
私が実際検査している場面を見たのは
基礎のコンクリート強度をシュミット・ハンマーで測る試験と
レーザーで構造躯体の水平・垂直を確認する試験です。
↓ レーザーで水平・垂直度を測定している様子
シュミットハンマー法とは
基礎のコンクリートに打撃を加え、返ってきた衝撃の反射の強さを図ることで
コンクリートの強度を測定する方法だそうです。
コンクリートを破壊しないで強度の測定をする最も簡単な方法らしく
写真にあるような計器で簡単に測ることができるようです。
↓ シュミットハンマー測定器
今日は造作を担当してくださる大工さんも応援に来ていらっしゃって
検査官から不備を指摘されると、その部分を補修したりしていました。
私は30分ぐらいで仕事に戻りましたが、何と検査は2時間近くに及んだ模様で
午後に再び役所の検査を見るため現場へ行った時には
監督さんはもう辟易してグッタリといった表情をしておりました。
監督さん、ご苦労様でした!
そして13:00から役所の検査がスタートしたのですが
こちらはJIOの検査と違い、あっさりと終了してしまいました。
う~ん、何だかなぁ。
↓ 役所の検査
JIOの検査方法がどういうものだったのかは
私も全部見ていたわけではないので、良く分かりませんが
検査の雰囲気としては、役所の検査よりJIOの方がピリピリした感じでした。
あまり見当違いな検査で監督さんを困らせるようなのは論外ですが
本来、検査とは検査官と施工側との間には
ある程度の緊張感は必要なのではないでしょうか?
例え今までの施工実績などから検査会社と施工業者に信頼関係があるとしても
ナアナアの出来レースみたいな検査では
巷で問題となっている構造計算書偽造問題のように
間違いも見抜けないのではないかと、施主としては思ってしまいますよね。
両方の検査に立ち会って、そんな印象を持ってしまいましたが
皆さんはどう思われますでしょうか?
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読んでいただき、ありがとうございます。m(_ _)m
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