2×4工法の耐震性~その2!
8月10日 今日は台風一過で、とても良い天気っす!気分イイけど、暑いしあさってから会社がお盆休みになるから仕事も忙しいしそんなこんなで、楽しみにしている現場見学も行けませんでした。ですので、今回は我が家の耐震性を図面を見ながらチェックしてみたいと思います。まず、家の強度に配慮するため、ビルト・イン・カーポートは採用せず建物は間口6,825mm、奥行7,280mmの、正方形に近い総3階建にしました。これで安定性が保たれ、地震の際のねじれにも強い…はず。吹き抜けは、これも本来無い方が良いのでしょうが、我が家の場合2階LDの日照を確保するためには必要だったので、やむなく採用しました。でも、梁で支えているので、多少の補強は出来ている…はず。耐震性の基準には「建築基準法」と「住宅の品質確保の促進等に関する法律(品確法)」では規定が違うようですが、「住まいの水先案内人」のHPに"基準法の耐震性チェック" を解説している部分がありますのでこれを基にチェックしてみたいと思います。まずはSTEP-1、"必要壁量"の計算です!必要壁量とは、各階ごとの床面積から算出される地震に必要な耐力壁の量をいうそうです。算出方法は、各階の床面積に、上記の地震係数を掛ければ求められるそうです。 建物の階数、屋根材によって地震係数が変ってくるようですがコレを見ると、1階の壁がとても重要なのがよく分かりますね。 ↓ 地震係数 では、我が家の必要壁量はどのぐらいになるのでしょうか?我が家は総3階建なので、1、2、3階の面積は皆同じ49.686平方メートルです。屋根はスレートなので、地震係数は小さい方に該当します。すると1階は49.686×46=2,2862階は49.686×34=1,6903階は49.686×18=895となります。次に図面に記された耐力壁の位置を基に、耐力壁区画をつくりそれぞれX(間口)軸とY(奥行)軸で図面上に配置された耐力壁の総量(存在壁量)を計算すると1階 X方向 4.5倍率×546+3倍率×364=3,549>2,2861階 Y方向 5倍率×91+4.5倍率×728+3倍率×819=6,188>2,2862階 X方向 4.5倍率×728+3倍率×182=3,822>1,6902階 Y方向 4.5倍率×637+3倍率×273=3,686>1,6903階 X方向 4.5倍率×637+3倍率×273=3,686>8953階 Y方向 4.5倍率×637+3倍率×455=4,231>895計算の結果、存在壁量>必要壁量と確認されたので建築基準法の耐震性はクリアしているようです。品確法では、建築主に分かりやすいように3段階の耐震等級で耐震性を判断出来るようになっているそうです。等級1が基準法と同じで等級2、等級3となるほど建物の耐震性は高くなるそうです。この計算については、3階建の例示がないので申し訳ありませんが割愛させていただきます。************ここまで読んでいただき、ありがとうございます。m(_ _)m面白いと思っていただけましたら、応援よろしくお願いします! ↓↓人気blogランキングへ