国内4位の大手銀行から経営建て直しのため
国内1位の繊維商社の社長として出向の主人公。
高卒だから銀行本社では可能性なしとみて、その会社を自分の城にと動く。
徹底した数字管理で業績を立て直していく主人公。そして
バブル以前から始まる話。
バブルそのものに…
土地、自社本社ビル、会社のっとり、株式上場、ゴルフの会員権、リゾート開発
絵画取引、どんどん当時のバブルに手をだしていく主人公社長。
もちろん、バブル崩壊。
ちょっと嫌な感じもする主人公の物語でした。
最後、主人公に裏切られた愛人が、
刑期を終えて出所してきたとき迎えるのは…と
その愛人の生き方がなかなか救われる物語だったと思いました。
おもしろかったです。
バブルものは 馳さんの生誕祭 をまた思い出しました
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