旅館再生の会社から支配人として
半年で旅館を再生していくプロセスが
わかりやすく物語として教えてくれました。
特に前半、コストカット、人員カットによる再生しか頭になかった
主人公が徐々に変わっていくのが勉強になったと思いました。
料理が売りの旅館、
料理人の仕入れに対する疑問、働き方に対する疑問、
どうぞやめてください、というスタンスから始まりますが
料理人全員がやめられるのは困る、まぁそこから交渉…
そううまくいくわけがなく、アドバイスが始まります。
マネージメントする側が、勝ってはいけない、
負けて、教えてもらうところから始めよう。
そうはうまくいかないとは思いますが
そこから突破口となります。物語ではうまくいきます。
次は、予約部門、
なんと予約いっぱいで断っていたスタッフ。
なぜならば
「一日をいかに楽できるかが目標」であるという宿泊部門のスタッッフ。
ありがち、でそこをまたもやアドバイスから改革。
スタッフの目標、働きがい、本当にしたいことは何なのか。
をミーティングから従業員も変わっていきます。
一つのお客様への対応から主人公がスタッフを信じ始めて
スタッフも変わり始めるパターン。
そううまく現実にいくかなぁ。
と思いつつも勉強になったと思いました。
後半になるに連れサクセスストーリー的に思えて
前半ほどのマネジメントの勉強にはならなかったように思いました。