好きな作家さん、あまり失敗のない作家さん とはいえ、、
最新刊は、明治時代の海賊?の話?若干、不安ながら読みました。
目が青いからと差別をうけ虐げられてきた 灯は家族を失い瀬戸内海の罪人の島の海賊に拾われ
生き延びる
その灯にかつて命を救われた女性、鈴、お互いが初恋のような。
鈴は灯を探しに罪人の島へ。
鈴の兄は海軍の軍人になり、海賊退治のための軍艦に。
最初から、物語に入り込むことができました。おもしろい。
青い目の人間は、罪人の島では、トップレベルの階級で
本土では差別される、島では理想を目指し海賊をやっている
鈴との恋もなんともせつなく、ヒヤヒヤとおもしろかったと思いました。
なぜか、一気読みでした。
最近は、面白くないのが多く、自分の読書力が落ちていたか…と思っていましたが
よかったと思いました。