だいたいが内容があって面白い作家さん。
無罪判決をどんどん出す裁判官、暴力団の組長が看護士に殺害された
という事件、その裁判官にあたってしまい被告人を
無罪を言い渡された検事が主人公。
無罪を言い渡す裁判官が脳梗塞で倒れて、認知症に。
その孫が頑張って医大に合格。
医大に入学する資金は その裁判官を当てにしていたのだが…。
なんと、認知症になり、その財産を使おうとすると後見人にならねばならなくて
その後見人って当然、親族がなるものだと思っていたら
裁判所が決めることで、親族が後見人になれるのは25%ぐらいとのこと。
弁護士を指定されてしまうとのこと。
そして、その財産は親族が自由に使うことはできず
というかほぼ使えない。
財産が減ると弁護士の取り分が減るとか、…。
何?この成年後見人の制度?驚きました。
弁護士がやたら儲かるという…。
全く知らなかった。知ってよかったです。
物語は、どんどんとおもしろくなり
なかなかのどんでん返しもあり
面白かったと思いました。
読んでよかった です