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2006.02.09
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テーマ:香水(935)
カテゴリ:カテゴリ未分類
モノの見方には、裏と表・縦と横・斜め45度など焦点のあて方次第によって、様々な側面を見ることができ、加えて、自分で想った見解等も含めたら何通りもの伝わり方をするものであります。具体的に言えば、真っ白な物体が光の当て方次第で、白みがかった黒と言う表現まで変化すると言うことです。

と言うことで、本日の前文はちょっとクドイ話をしましょうか。
「経験に勝る勉学は無し」とどこかの誰かが言っておりましたが、全くもってその通りと思います。多くの経験を積み重ねる事により、より正確な答えを導き出せたり、失敗から遠ざかる事もできうるのです。しかし、モノを見る上では、この「経験」が「固定概念」となり、多くの邪魔をする事が多々あるものなので気をつけなければなりませぬ。「歳を取るにつれ、頭のスポンジが固くなった」なんて言うのは典型的な症例であり、私も半身侵されているような気もしますが・・・。

香水をお求めになるお客様の中で「メンズ」「レディース」や「年配者」「若者向け」・「ブランド名」と言うだけで購入をためらってしまう方がおります。私が思ふに判断基準と言う部分では良いと思いますが、これらは全て視覚から受ける「情報」にしか過ぎないのです。本来「香水」と言うものは、香りがする液体な訳で、これだけでは「商品」として差別化が難しく、いろいろと目で見て分かり易いように具体化していったのが、やがて上記の項目のようになったと思われます。しかし、根幹にあるのは香りを嗅ぐと言う行為であり、この嗅覚で感じた感覚がどう作用するかが香水を楽しむ醍醐味であるはずです。従ってそれらには、我々が勝手に決めたルール(例えばメンズ・レディース)なんてものは存在しないので、何も固執する必要が無い訳です。

そんな前置きをしながらも、やっぱり香水選びには躊躇してしまう。特にバレンタインデーとも重なり、男性に対してどんな香水を贈ったら良いか悩んでしまっている乙女達も多い頃ではないでしょうか?と言う事で、本日はメンズと言う概念の最新作2月10日発売「パコラバンヌ ブラックエクセス」をご紹介いたします。

【パコ・ラバンヌ】ブラック エクセス 50ml EDT・SP



パコラバンヌ ブラックエクセス

トップ:レモン・カラマンジ・タゲット・セージ
ミドル:プラリネ・シナモン・トルーバルサム・ブラックカルダモン
ラスト:パリッサンダーウッド・ブラックアンバー・パチョリ・エボニー

解説:何の前触れもなく、国内発売を知ったのは先月末の事。丁度大阪に出張した時にこの商品が発売する事を知り、ちょっとだけ喜びました。何せ以前の日記でも書いたように気になっていた商品でありましたから、商品企画書を手に実物テスターで試す事もでき、これだけでも忙しい時間を割いてまで香水業者巡りをした価値はありました。

パコラバンヌの今回の新作は、黒を基調とし、白い抜きされたバラの紋章やロゴにインパクトがあります。加えて、ボトルキャプが横向きに半回転し、ライターの先のようにスプレーが現れ、男心をくすぐるような構造。香りの方はと言うと、つけたては瞬間的に香る爽やかさが衝撃のように走り、その奥へ奥へと誘われます。やがて、ほんのり甘めの香りが立ち込め、ボトルから見られる印象を覆すようなおしとやかな感覚と乾ききったクール感で包み込まれます。ラストはほんのりスパイシーでウッディーな大人びた香りとセクシーで魅惑的な香りが波のように押し寄せてくる感覚に陥ります。

香りの感覚としては、前作のエクセスはどちらかと言うと都会的。一方こちらはと言うと、クールでありながら、底知れぬ優しさに満ち溢れ、まるでソウルミュージックみたいな感じに思いました。大胆ではないにしても、ありふれた香りでもなく、なんとも表現のしづらい商品で、そういった意味では、新しいスタイルなのかもしれません。
しかし、この香水にも今ひとつな部分もありまして、それはボトルキャップの部分。プラスティックのチープさと言うか軽ぽっさが見え、その点はバツです。更に付け加えれば、30mlがラインに無いので、価格自体も高めな印象を受けてしまうかもしれません。

良い面といただけない部分両方書き出してみましたが、皆さんどのようにこの商品を捕らえるのでしょうか?特にバレンタインデーに香水を贈ろうと考えている女性陣は、贈ろうとしている異性を格好良く看たてる気持ちで香水選びをしてあげてください。決して結果を先に考えるのではなく、自分のセンスを生かすことが大切です。贈られた方も最初は怪訝そうな顔をしていも、周りの評判がよければ、愛用品なんて簡単に変わりますので。
本日はここまで。





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最終更新日  2006.02.10 02:50:42
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