AVEC PIANO

今日は中目黒の東京共済病院へ。
病気じゃありません

ロビーに置かれたピアノを弾きに参りました。

患者さんの癒しに、またコミュニケーションのきっかけになれば、と院長先生のご提案でこの５月にアップライトピアノが外来受付にやって来たのでした。





普段は黒いカバーがかけられています。

　　　　　　　

演奏はお昼ちょうどから30分。
選曲はお任せしますとのことでしたので、テッパンの朝ドラからスタート。
『なつぞら』の " 優しいあの子 " です。
譜面は自分で書きました。
締めの曲も朝ドラから " 365日の紙飛行機"





" 優しいあの子 " に続いて、ジャズアレンジの " 星に願いを " 、そしてもうじき梅雨なのでショパンの " 雨だれ " ・・・と予定通り弾いておりますと、車椅子のご婦人が近寄ってきて

「あんまり難しくない、懐かしいのを弾いてくれませんか」

と。

ガッテン承知、映画音楽などいかがでしょう。
" 追憶 " " いそしぎ "

ご婦人は、「車椅子になっちゃってからどこへも行けないのよ。こんなところでピアノの音を聞けて嬉しいわ」

と、にっこりと微笑んでくださいました。

" 少年時代 " " いい日旅立ち "

きっとシャンソン好きもいるに違いない。

" サントワマミー " も弾いちゃおう。

30分弾き終えると、ロビーの皆様から拍手が。
皆様、にこにこと手を叩いてくださるのがとても嬉しかったです。

これから、月1か2で弾かせて頂く予定です。
7月は22日の予定。暑そうだな〜。何弾こうかな。

わたくしのピアノを聴いて、笑顔になってくださる方がいるというのはこの上ない喜びです。

笑一笑（シャオイーシャオ）は「笑って！」とか「笑おう」という意味の中国語だそうです。

明日もにこにこと過ごせると良いな。