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2024.05.20
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カテゴリ:ご夕食


夏の味覚「鱧(はも)」。
楚々として、目にも涼しげ。
まるで白い花のようなその身は、夏の献立に相応しい味覚。

海のもの山のもの、淡路の夏のもの。
旬を迎えた島の恵みとの出逢いをお愉しみください。

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【島の夏の味覚】本場淡路産鱧づくし、島の郷土料理・鱧すき鍋と淡路牛〜Yusuzu〜


≪鱧にまつわるお話≫


■淡路島から夏の京都へ
別名「鱧祭り」と呼ばれる祇園祭と「はも道中」

夏の京都で有名な鱧料理。まだ交通手段が発達していなかった昔は、夏の炎天下の中で京都まで生きたまま運ぶことのできる魚はほとんどありませんでした。しかし生命力の強い鱧は京都についても生きていたため、鱧料理の文化が発達していったそうです。

そんな関西の夏の味覚、鱧の本場は淡路島。今でも淡路島から祇園祭でにぎわう京都の八坂神社に淡路島の鱧を奉納する「はも道中」が行われています。平安時代をイメージした狩衣姿の一行が鱧の入った竹籠を担ぎ、「淡路島から、はも道中」と口上を述べながら八坂神社と南座の約400メートルを練り歩くはも道中は、「御食国」淡路島と京都を繋ぐ毎年恒例の食の祭典です。(※本年度は開催未定)

■鱧ってどんな魚?
ウナギ目ハモ科に属し白身で淡白、ほどよい脂がのった鱧は 淡路島を代表する食材。調理の幅が広く多彩な味を愉しむ事ができます。栄養価が高く、肌の老化防止に効果のあるコンドロイチンやビタミンAも豊富に含む美容食でもあります。

春になると外海から淡路島沿岸に入ってきて、活発に捕食して産卵(7月~9月)のために栄養を蓄えます。昼間は底に潜り、夜に餌を求めて泳ぎ回る鱧。それを伝統の延縄漁法で身を傷めないように一匹ずつ丁寧に釣り上げます。この努力があってこそ最高の鮮度を保ったまま、漁場から料理場まで活きた 鱧 が運ばれるわけなのです。

そんな鱧文化が根付いた淡路島は、三百年前からずっと鱧の本場でした。1697年発刊の「本朝食鑑」には、なんとすでに『淡路島の鱧』についての記載があります。






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最終更新日  2024.05.20 10:57:02


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