奈良の薬師寺近くに俗にゴミ屋敷と呼ばれるような民家があった。ＴＶのワイドショーなどでもたびたび取り上げられるようなあれだ。この存在に気づいたのは去年の夏ごろだっただろうか。そこそこ車の往来も多い場所であり、電車の中でも中年のおばさんがこのゴミ屋敷の噂話をしているのを耳にするほど地元では知る人ぞ知る存在になっていたような感じだ。
　今日、久々にこの道路を通ってみた。そろそろゴミ屋敷だなぁと、前方に気をつけながらややスピードを落とし加減で近づくや、様子がおかしい。なんと火災を起こしたようだ。屋根まで焼け落ちるほどの猛火であった模様。放火であるか失火であるかは定かではないが、山積みにされたゴミが乾燥した冬の気候とあいまって火災の規模を大きくさせたのではなかろうか。火災のおかげで室内も見えるようになったのですが、中もゴミの山･･･
　実はこの辺りに行くということでこのゴミ屋敷の画像をネタに使うつもりでしたが、さすがにゴミ屋敷と言えど火災にあった家の画像をネタに使うと言うのは心が痛むものがあり駄文のみとしました。自分はなかなか物を捨てられない性分で、なおかつ整理が下手なので、すぐに身の回りに物の山を作ってしまうのですが、自重しなければいつ何時・・・