今年に入ってから北海道で一番人気の土産と言えば花畑牧場の生キャラメルだろう。タレントの田中義剛さんの牧場で作られ、千歳空港ではこれを入手するために一時間以上の待ち時間が出来るほどだ。同じく北海道を代表するお土産の白い恋人が諸問題で発売できなくなった時期に話題となり、田中さん自身が旅番組の司会を勤めていることも相まって一躍北海道土産の第一位となった。


これが入手困難な生キャラメル posted by (C)awajisan

さて手に入れた生キャラメルだが、空港で並んだわけではなくこのキャラメルを製造している花畑牧場に行って直接購入をしたもの。中札内町にある牧場は帯広空港から車で１５分ぐらいの距離で、これなら田中さんがタレント活動するには便利な場所だ。周りは畑と牧場の広がる北海道らしい雰囲気。


花畑牧場 posted by (C)awajisan

１１時過ぎに到着してみると大型の観光バスが２台と「わ」ナンバーの自家用車が駐車場あふれんばかりに泊まっている。凄い人気だ。お昼前ということで、ホエー豚を帯広名物の豚丼として食べる「ホエー豚亭」へのお客さんも多いようで、既に行列が出来ていたが、やはり売店も賑わっていて人気のカマンベールチーズは売り切れていた。今回はとりあえず生キャラメルと生キャラメルクリームを購入した。


上がプレーン、下がホワイト posted by (C)awajisan

生キャラメルにも３種類あり、ホワイト、プレーン、チョコの３種。その中で人気のホワイトとプレーンを選んだ。「生」なので要冷蔵。これから寒くなれば持ち運びも容易になるが、暑い時期に土産にするのはちょっと大変かもしれない。１２個入って￥８５０一個あたりに換算すると約￥７０。グリコのキャラメル一箱分のお値段だが、大きさはグリコのキャラメルと同じぐらい。


しおり posted by (C)awajisan

さて気になるお味。まずはプレーンを食す。口に含むとモワッとキャラメルの香りが広まり、下の上で溶け出してくる。味はキャラメルだが、食感は生チョコのそれで、全く噛む必要はない。キャラメルという先入観で一口目に噛んでしまうともったいない食感だ。一粒食べたら満足感の得られる甘さで、３００メートル以上頑張れそうだ。続いてホワイト。こちらはホワイトチョコとキャラメルを合わせた感じ。人気との評判だったが、こちらはチョコっぽさがあって生チョコのキャラメル風味といった感じだ。


生キャラメルクリーム posted by (C)awajisan

もう一つ、生キャラメルをペースト状にした「生キャラメルクリーム」￥９８０も購入した。こちらは常温保存も可能で、パンやホットケーキに付けて食べるなど様々な用途で使えるとの事。早速、今朝の朝食でパンに付けて食べてみた。


トーストに塗ってみる posted by (C)awajisan

まず、クリームだけを舌に乗せてみたが、生キャラメルよりもやや甘めで相当な甘さだ。これがパンに塗ってみるとちょうど良い甘さ。焼きたてのトーストにじわっっと染込む感じで、塗った後に軽く二度焼きしてもうまそうだ。スコーンに塗って紅茶でいただくとかなりいける感じ。ちなみに、こちらは入手もさほど困難ではなく道内の各空港で容易に手に入る。

じゃがぽっくると同様に人気先行型の土産と思いきや、そのお値段もさることながら本格派のスイーツ。来年以降はますます人気が出そうな感じで、早いうちに牧場へ行っておいて良かった。次は、ホエー豚を食してみなければ。

「北海道・十勝　花畑牧場」
北海道中札内町元札内東四線
０１２０－９２９－１８７