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知育あそび玩具箱for赤ちゃん&幼児

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2008.11.30
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ここ最近、読み聞かせた絵本と童話を紹介します。

アカネちゃんのなみだの海

ちいさいモモちゃんシリーズ第六作目で、最終章になる。
小学生になったアカネちゃんと、中学生になったモモちゃんの成長ぶりを描いた作品。一番嬉しい話は、いとこの家に行ってしまったタッタちゃんとタアタちゃんが戻ってきたことで、一番淋しい話はパパが死んでしまったこと。
最初に「ちいさいモモちゃん」を読み始めてから、うすうす気づいてはいたのだが、この話は著者である松谷みよ子さんの子育て体験を童話化したものである。最後のあとがきを読んで、ああ、やっぱりなんだと思った。この作品が完結するまで30年かかったと言う。
子どもが与えてくれる新鮮な言葉や、しぐさ、行動、全てがヒントとなって生まれた童話だから、長きに渡って慕われる作品になったんだろうなと感じた。


ともだちや

キツネくんが「ともだちや」なる商売を思いついた。ひとりぼっちで淋しいものに対して、1時間100円でともだちになってあげると言うのだ。
この話は以前、NHKの人形劇でやっていた事があるから知っていた。その人形劇では、この作品の内容だけでは終わらず、続きも放映されていた。もっとも、あやかが2才~3才ぐらいの時なので、本人は記憶にないようだけどね。なので、ぜひこの続きを読んであげたいと思った。


【絵本】くれよんのくろくん

新品のクレヨンたちが織りなす愉快なお話。
新品のクレヨンは、使ってもらえずたいくつで仕方がない。ある日、もう新品のままなんてイヤだ!と黄色クレヨンが飛び出した。すると机の上に大きな画用紙が1枚置いてあった。
そこで黄色クレヨンは、ちょうちょの絵を描き、「ちょうにはお花が必要だ」と言って赤クレヨンとピンククレヨンを呼んでくる。
こうして色んなクレヨン達が呼ばれて、絵を描き始めステキな絵になっていくのだが、黒クレヨンだけは呼ばれない。悲しむ黒クレヨンに、シャープペン兄さんがアイディアを出す。
ラストは、なるほど~!と感心するオチでした♪


頭のうちどころが悪かった熊の話

ちょっとシュールな童話。
比喩的表現の言葉がよく出てくるので、いささか幼児には難しい部分もあるけれど、抑揚をつけて読んであげたら、ゲラゲラ笑ったりして楽しんでいた作品。
7話から成り立っているのだが、その中で一番楽しかった話は何かと聞いたら「いただきます」だった。この話を抜粋すると、ある日、トラがメソメソ泣いていた。そこを通りがかった旅人がなぜ泣いているのかたずねると「さっき食べたキツネが、自分のお腹の中で泣いている。きっと食べられたのが悲しいに違いないから聞いてほしい」と言う。
そこで旅人が聞いてみると、キツネは食べられたのが悲しいのではなく、自分が食べたニワトリが腹の中で泣いているのが悲しいと言う。旅人はまたトラに食べられたキツネの、そのキツネに食べられたニワトリに、なぜ泣いているのかを聞く。
こうしてトラ→キツネ→ニワトリ→トカゲ→クモ→ハエ・・・とグルグル巡りになっている所が、面白かったそうだ。一言で言うと、命の輪つなぎを表現した話ってところかな~?


モチモチの木

公文の推薦図書の1冊。
おじいさんと二人暮らしの、おくびょうで気が小さい豆太の心温まる作品。
豆太は5才になっても、夜中に一人でトイレに行けない。いつも、おじいさんを起こして一緒についていってもらう。なにしろトイレは外にあり、大きなモチモチの木が「オバケ~!」って脅かしてくるから、怖くて行けないのである。
そんなある日、夜中におじいさんが腹痛を起こして苦しみ出す。
そこで豆太は、勇気を奮い起こして、医者を呼びに行く・・・という物語。
「せっちん」とかの言葉も出てきたり、昔語り調の文章なので、ちょっと説明が必要だったが、とても良い作品だと思いました。





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Last updated  2008.11.30 20:23:19
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