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知育あそび玩具箱for赤ちゃん&幼児

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2009.05.15
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ここ最近、読み聞かせた絵本と童話を紹介します。
毎晩1冊以上は必ず読んでいるので、もう4~50冊ぐらいはありましたが、仕事が忙しいため、記事にする前に期限が来て図書館に返しちゃいましたあ~。
また、落ち着いたら、少しずつでも紹介しようと思います♪

チロヌップのきつね


戦争中、北の海にあるチロヌップという小さな島で、懸命に生きようとする、きつね一家の物語。
きつねざくらの咲く春の頃、あるきつねの夫婦の元に、赤ちゃんきつねが産まれる。
ぼうやぎつねは、父さんきつねの言うことを良く聞いて、えものをとる方法などはすぐに覚えるが、もう一匹のちびこぎつねは、遊ぶ方が好きで、知らん顔で、ちょうちょとたわむれたりしてしまう。
キツネたちが大きくなった頃、突然、てっぽうを持った兵士達がやってきて、エサをとるのに夢中だった、ぼうやぎつねを撃ち殺してしまう。母親ギツネもケガを負う。
また、その後すぐに、兵隊達が仕掛けたワナに、ちびこぎつねもはまってしまう。
近づいてきた兵隊たちから、ワナにはまったちびこぎつねを守るため、父さんギツネは、わざと飛び出す。ケガを負ったままの母親ギツネも、ちびこぎつねのために、足をひきずりながらエサを運ぶ。
やがて、降り出した雪から、ちびこぎつねを守るため、しっぽでかばう姿は、何とも親の愛を感じる。
読み終えたとき、あやか姫は、大粒の涙をこぼしていた。


ファーディのはる


ちょっぴり、あわてんぼさんの子ギツネ、ファーディの物語。
森に春がやってきた。
ウキウキ楽しくなったファーディは、果樹園にも出かける。ところが、果樹園には白い物がちらちら降ってきていた。
「雪?大変だ!みんなに知らせなくっちゃ!」
慌てて、次々とともだちに知らせに行くファーディだったが、実は果樹園の白い物は、雪ではなかった。最初から、オチは分かっているのだけれど、文章の繰り返しが楽しいらしく、あやか姫には大変ウケた作品でした。


ゆめをにるなべ


町はずれの山のふもとに住む、三日月さんという名のおじいさんと、森に住む白い小だぬきが、巻き起こす、ちょっと不思議な心温まる作品。
三日月さんは、「いかけやさん」、つまり、穴の開いたなべなどを修理する仕事をしている。しかし、最近では、めったに修理を頼む人もいない。
そんなある夜、小さな女の子が、緑色のなべの修理をお願いに訪ねてきた。
実はその子は、真っ白い子だぬきが、ばけてきた子だった。
何の鍋なのかと訪ねると、「ゆめをにるなべ」なのだと言う。
やさしい三日月さんは、キチンと修理してあげるのだが、こだまと名乗る女の子は、おじいさんが仕事が大好きなのを知って、ねむっているおなべを起こしてあげる。と約束する。
あくる日から、不思議なことが起こりだし、三日月さんのお店は徐々に繁盛していくのであった。
「ゆめをにるなべ」の意味が、とても可愛らしくほほえましい作品。


かもさんおとおり


ボストンに住む、かものマラードさんとマラードおくさんは、必死で子育てに良い場所を探していた。
そして見つけたのが、公園にある小さなしま。
スワンボートに乗るお客さんに、ピーナッツももらえるし、近くのマイケルというおまわりさんとも仲良しになる。でも、この公園では、自転車を乗り回す子もいて危ないので、もう少し先にある川の中の小さな島で巣作りを開始。りっぱな子が8匹も産まれた。
ある日、かものマラードさんは、川の様子を調べにでかけ、公園で待ち合わせる約束をした。マラードおくさんは、子ども達に泳ぎなどを教え、これなら大丈夫と思ったところで、8匹を引き連れて、町中を歩いて公園まで行こうとする。
たちまち、車があふれる道路で大騒動となり、マイケルさんは、大慌てで交通整理。他のおまわりさんの応援も頼んで、かもの親子を守ってくれるのだ。
心優しい、おまわりさん達に、拍手をおくりたくなった作品でした。


せんたくかあちゃん


せんたくが、だーーーーい好きな、かあちゃんの巻き起こす愉快な物語。
「きょうもいい天気だねえ」と言いながら、家中のものを、せんたく板でごしごし洗うかあちゃん。洗う物がなくなると、子ども達に「何か洗う物を捜しておいで」と言われる。
犬やネコは、洗われるのを恐れて逃げまどうのだが、結局は、かあちゃんにつかまって、みんなみんな洗われてしまう。
あやか姫は、こどもも犬も、ネコも鳥も、せんたくつなに洗濯ばさみで干されているイラストを見て、大笑いしてました。最後のオチも面白いです!


アレクサンダとぜんまいねずみ


アレクサンダという名前の一匹のネズミが、友達を見つけるという物語。
アレクサンダは、少しのパンくずが欲しいだけなのに、人間に見つかると、ほうきで追い回されたり、ひどい目にあってしまう。
そんなある日、おもちゃ箱の中に、自分そっくりのネズミを見つけるのだが、それはゼンマイ付きのネズミのおもちゃだった。
ゼンマイネズミのウィリーは、みんなに大切にされて、可愛がられていると言う。
そんなゼンマイネズミを羨ましく思ったアレクサンダは、自分もウィリーのようになりたくて、ゆめをかなえてくれるという魔法のとかげに会いに行くのだが・・・。
ラストのオチには、思わずニッコリの作品でした♪


おへんろさん


なぜか、あやか姫が「これ読みたい」と図書館で持ってきた作品。
「おへんろさん」の姿が、アンパンマンに出てくる、「かつぶしまん」に似ているので、修行して旅をしている人だと勘違いしたようである。(苦笑)
絵柄はアニメ調ではなく、劇画調であって、まったく違うのだけどね。
もちろん、内容的には、まったく違って、母親を亡くした幼いタケという男の子と、崖崩れで家族をいっぺんに亡くしたおばちゃんの、心の交流を描いた作品だった。
「おへんろさん」の意味を説明してから、読んであげたのだが、神妙な顔をして聞き入っていた。


おばけのおはるさんととらねこフニャラ


おばけのおはるさんの続編。
自分が住むところを探し続ける、おばけのおはるさんに、一匹の相棒ができた。
その名もとらねこフニャラ。
一人と一匹は、すみかを捜してウロウロ町中を探し回るのだけど、行く先々で大騒動!
末吉さんならではの、テンポが良くて面白い作品。

こぎつねコンとこだぬきポン


こぎつねコンと、こだぬきポンの友情物語。
ある山に、こぎつねコン一家が住んでいた。コンは、遊ぶ友達が欲しくてたまらない。ある日、山の奥の方に行ってみると、丸木橋がかかっていて、もう一つの山に通じていた。
その山には、こだぬきポン一家が住んでいた。ポンも遊ぶ友達が欲しくてたまらない。
そんな2匹が、お互い、その丸木橋の向こうに誰かさんがいることに気づく。
コンが、家族にその話をすると「向こうの山には、化けて脅かす、たちの悪いタヌキが住んでいるから行ってはいけない。」と言われてしまう。ポンの家でも同じことを言われる。
それでも、友達が欲しかった2匹は、親に叱られるのを覚悟で、丸木橋を渡って出会うのだ。
子どもの邪気のない素直な気持ちが、大人の偏見を砕いていく、ほのぼのとした気持ちになれる作品。





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Last updated  2009.05.15 20:25:26
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