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知育あそび玩具箱for赤ちゃん&幼児

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2009.07.12
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カテゴリ:子育て体験日記

昨日は、学校公開の日だった。
こくごと、さんすうの授業を2時間分やり、誰がどこを見学しても良いという日であった。
1年生は、さんすうが、初めて行う「ひきざん」。
こくごは「を・は・に・へ」の学習と、それを使っての文作り。

最初は、当然、あやかのクラス。
実は、昨日は、あやかの誕生日当日であった。自宅でのパーティーは早めに行ったのだけどね。
授業が始まったと同時に、クラスのみんなが「ハッピーバースデー」の歌を歌ってくれた。
これには、私が感激! 涙が出そうになった。

さて、続いて「さんすう」の授業。
引き算に入る前に、昨日行った「かたち」の復習。
段ボールをくりぬいて、手が入るようにしてあって、その中に入れた物(箱や筒、ボール)の形を当てるというゲーム式の復習だった。
「しかくのかたち」「つつのかたち」「まるいかたち」など、どんどん子ども達が当てていく。

ほほえましく見ていたら、突然、先生が「じゃあ、今度はお家の人に当ててもらおう!誰か、チャレンジしてくださる方、いませんか~?」と言い出した。
子ども達は口々に「パパ来て」「ママ!」と呼んでいる。ぱあっと見渡したが、誰も出る様子はない。そこで、私が登場!

私が目を隠している間に、子ども達のドッと言う笑い声が聞こえた。
これは、子ども達とは別の何かを入れたな~?と思ったので、わざと、「あれえ~?何だろう~!
何か長いかたちだね。ヘビかなあ? みんな、ヒントくれる~?」と言ってみた。
みんな勢いよく手をあげる。

「あのね、みどりいろでブツブツの、とげがあるものだよ。」
「みどりいろで、とげがあるの? なんだろう~、他のヒントは?」
「食べられるものだよ」
「食べられるのか~? 他には~?」と、どんどんボケて引き延ばしてみた。
すると、一人の男の子が、
「あのね、最初に“きゅ”がつくことば!」と私の目の前に出てきて叫んだ。

これには、参った!
さすがに、これ以上は引き延ばせない~と思い、「きゅ、きゅ、きゅうり~!」と叫んだ。
う~む、子ども達の鋭い感性に対しての、とっさの判断って以外に難しい~!と勉強になった。

つづいて、引き算の勉強に入ったので、先生の教え方をじっくり見ておき、頃合いを見計らって、他のクラスも見学してみた。
結論から言いますと・・・同じ内容の授業なのに、こんなにも先生によって違うんだということに驚いた。

まず、あやかのクラスN先生の問題の出し方↓

第1問『くるまが ちゅうしゃじょうに 5だい とまっています。 
    2だい かえりました。 のこりは なんだい でしょう』

第2問『つくえのうえに チョコレートが 8こ あります。
    2こ たべたら のこりは なんこでしょう。』
(第1問は、くるまイラストを、黒板に貼り付けて行い、第2問の場合は、実際に本物のチョコレートを使い、机に置いての勉強。)

続いて、他のクラスの問題の出し方↓

第1問『くるまが 5だい あります。
    2だい とると のこりは なんだいでしょう。』

第2問『おはじきが 8こ あります。
    2こ とると のこりは なんこでしょう。』
(第1問、第2問とも、くるまイラストと、おはじきを黒板に貼り付けて行う勉強。)

ここに、かなり大きな違いがあるのがお解りだろうか?
答えは、当然どちらも同じであるが、注目したいのは、問題の文面である。
担任N先生の問題文は、その状況が分かる文章であり、こくごの文を読む、文章を作る場合の要素が含まれている。
また、「だい」と「こ」に下線を引き、「くるまは、5だいって数えるね。でも、チョコレートの場合は、8こだね。じゃあ、人間を数えるときはどうだっけ? 本は、どう数えるんだっけ?」と質問をしながら答えさせ、「数の数え方」も、さりげなく盛り込んでいたのだ。

つまり、他のクラスの先生の場合は、「引き算」についての勉強は出来るだろうが、N先生の場合は、「引き算」のみならず「こくごの文を読む力」「数の数え方の違い」も、同時に学んでいけるようになっているのである。

細かいことかも知れないが、毎日の事となると大きいと思う。
特に「数の数え方の違い」は、家庭で出来るようでいて、なかなか意識しないと教えられない。
なるべく「お皿を4枚ならべてね。」とか、「コップを2こ用意して」と言うようにしているし、何らかの機会で、「大きい動物は、1とう、2とう、小さい動物は、いっぴき、にひきと数えるんだよ」と教えるようにしているけどね。

教科書に載っている文章問題は、他のクラスの先生が出した問題と同じような文面なのである。
ここに大きく不安を覚えていたものだから、N先生の教え方を見て、とっても安心した。

更に細かく言うと、黒板に書く文字の大きさや、黒板の高さなど、子どもに対する配慮が、一番キチンとできていた。
N先生が担任で、ホントに良かったな~と感じたし、ひじょーに楽しく、有意義な時間でした~♪(^^)

PS
余談ですが、授業の合間の休み時間に、他のママさんから「さっきの、かたちの問題、良かったですよ~!先生かと思いました。」とほめられました。てへへ♪






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Last updated  2009.08.07 14:16:43
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