カテゴリ:想い
あなたに毎日、8億6千4百万円プレゼントされたら、あなたはどう遣いますか?
ただし、それは繰り越すことができません。 1日で遣い切らなくてはいけないのです。 そして、また次の日には8億6千4百万円がプレゼントされるのです。 あなたはそれをどう遣いますか? ちなみに、それは、私たち全員にすでにプレゼントされているのですが。 「present」という英語は、「プレゼント」と「今」という意味があります。 つまり、「今」という時間を、神さまが「プレゼント」してくれている、ということなんですよね。 毎日、私たちには、86400秒与えられています。 けれど、その秒の重みは、人によって違います。 ガンであと余命1ヶ月の人と、 「今日も明日も明後日も、また同じつまらない日々」と思っている人とでは、「今」の味わい方が全く違うでしょう。 ガンなどの死に至る病になっても、奇跡的に生還する人が、今はたくさんいるそうです。 そういう人達の共通点は、 「ガンになることによって自分を見つめなおした。 今までやらなかったことをやって自分を精一杯生きるようになった 感謝するようになった」 そういったことがあるそうです。 病気になると、「病」を治そうとしますが、大切なのは「自分」を治すことなんですね。 病気は、そのためのサインなんですね。 誰でも、行きつく先は一緒です。 今生きている全ての人が、あと100年もすれば全員死んでいるのです。 笑って過ごす人生も 苦しんで我慢して過ごす人生も すべて行きつく先は同じなんですね。 日本人は農耕民族ですから、代々稲を作ってきました。 収穫をするために、種をまく準備、苗を植える準備、稲穂を刈り取る準備。 準備、準備と、準備する気質があります。 それが現代でも受け継がれて、 中学生は高校生になる準備、高校生は大学生になる準備、大学生はいい会社に入る準備、会社員は偉くなるための準備。 準備、準備で、最後は墓の準備です(笑)。 でも、神さまからプレゼントされたのは「今」なんですね。 どんなに準備をしていても、今日の夜、不慮の事故で死ぬかもしれない。 あの世で、神さまの前に立つと、神さまはこう訊くそうです。 「あなたは、人生で何を楽しみましたか?」 …「何をやった?」ではないんですね。 人生は「今」を生きること。 楽しんで修行すること。 行きつく先が同じなら、準備準備で未来のために今を遣うのもいいですが、のんびり花を愛でながら、友とワイワイ言いながら行くのもどうですか? …というお話を、日本笑い学会副会長で医師の昇幹夫さんからうかがいました。(少し私流にアレンジしてますが) 私の本の参考図書にも挙げさせていただいていますが、「笑顔がクスリ」などの著書も素晴らしいです。こちらもぜひ~~^^ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2004年11月24日 08時17分00秒
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