カテゴリ:想い
昨日、ライブに行ってきました。
私の友達のバンドです。 結成されたのは2001年。 結成前、好きなミュージシャンのファンサイトを通じて知り合って、 メールや電話や、ときには会ったりしていた友達でした。 「自分の音楽を伝えたい」とバンドを結成し、 初ライブには、私も八王子のライブハウスまで行ってきました。 私もその年に自分の店をオープンしたばかりだったので、 同じように年を重ねているな、と この頃はたまにメールをするくらいでしたが、 想っていたのですが…。 12月25日に、7年半の幕を閉じることになりました。 事務所に所属し、CDやDVDを出し、 バンド雑誌の表紙を飾ったりもし、 音楽には定評もあったのですが、 音楽業界の難しさゆえ、なのでしょうかね。 「売れる」というのは大変なことなんですね。 ラストライブは、渋谷の「CLUB QUATTRO(クアトロ)」という 800人収容のライブハウス。 ソールドアウトでした。 会場に行って驚いたのが、 外人さんがいたこと! 確か、ヨーロッパツアーに去年行ったのですが、 そのファンでしょうかね? 言葉を聞くとフランス語っぽいかんじでした。 フランスはとりわけ日本のカルチャーが 受け入れられていますが、 その熱は、バンドにも及んでいたとは…。 見ただけで、15人くらいの外人さんが 男女含めていましたね。 ちなみに皆さんは「ライブハウス」というところに 行ったことはありますか? 数十人ほどしか入らないところから、 2~3000人ほど入るところまであるのですが、 クアトロは、ステージ前にフロアがあって、 後方に段が上がっていて、カウンターになっていて、 その後ろも少し空間があって、扉、 というふうになっています。 ファンはもちろん、ステージ前のフロアに行きます。 けれど、背が小さい人は、前の人が大きいと、 ステージが見えないんですよね~^^;。 (もちろん、全席立ち見です) そして、場合によっては、すごく押されて、 身の危険も感じます(笑)。 私は整理番号が344だったのですが、会場に入ると 段の上のカウンターに、一人入れるスペースがあったのです。 けれど、前方に柱があって、ステージは半分近く 見られない感じでした。 それでも、フロアに降りて全然見えないよりも、 落ち着いた場所で、音だけでも聴こえたらいいか…と 思ってそこにいたら…。 なんと! だんだん目が慣れてきたら、ステージマイクが見えます。 ちょうどボーカルが見える位置だったんですね! そしてライブ開始。 7年…もっと前から音源を聞かせてもらっていた 彼の歌は、すごーーーーーーーく上手かったです。 そして、ステージアクションも、 すごーーーーーーくカッコ良かった! 彼らが創り上げてきた最高のものを見せてもらいました。 そして、とても見やすい場所で彼らを見ることができたのは、 陰ながら(笑)応援してきた私に、 神さまがくれたプレゼントだったんだな、と 嬉しく思いました(しみじみ、私はツイてます(笑))。 最後の曲。 彼らはそれぞれの道を歩んでいくでしょうが、 このバンドで活動するのは最後。 一瞬、一瞬というのは、 何気ない、当たり前のものに見えても、 「二度とない」もの。 けれどこうして、7年半もの歴史の終幕というと、 本当に感慨深いものがあります。 たくさんのすすり泣きも聞こえています。 「生まれ変わっても、またここで会おう」 会えるといいね…。 帰りの電車で。 帰りがけに配布された袋を開けると、 紙が入っていました。 今日のライブの収録DVDに、名前を入れてくれるので、 メールをしてください、とのこと。 その整理番号を見ると… 「344」! なんとチケットの整理番号と一緒ではありませんか(笑)。 偶然とはいえ、すごい確率。 最後の最後まで、面白いプレゼントがありました。 「新たな始まり」のためには「終わる」ということも必要です。 でも、積み重ねたものがあればあるほど、やっぱり寂しいものですね! 私も、始まる前から見守ってきたバンドの終焉ということで、 なんだか青春の1ページが終わったような気持ちです(笑)。 しみじみと、とてもしみじみとした昨日の私でした。 ↓「終わりは寂しいよね」と思われる方は、押してみてくださ~い! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008年12月26日 11時25分43秒
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