昨年、ひすいこたろうさんとスズキケンジさんの本『ココロの教科書』にあった、
「絶対のフラれない告白法」というのを
ブログでご紹介したら、昨日それを読んだ方から、

「絶対男の子に振られない告白の仕方教えてください」

というご質問をいただきました。

本に書いてあるような「言い方」をすれば、
振られることはないでしょう。

けれど、「絶対選んでもらえるか」というと、
それはないんですよね。

きっとご質問は、「絶対に選んでもらえる告白の仕方」
が知りたいのでしょう。

が、これは難しいんですよね（笑）。

なぜなら、「自分に起こること」は、
自分のがんばりでけっこう動かすことができますが、

「相手に起こること」は、
相手の意向が一番重要なので、
自分のがんばりだけでは動かすことができないからです。

相手の意向を無視して、「自分の思い通りにしたい」
のだったら、それは「お互いのこと」でなく、
「自分の支配」になってしまいますしね。

でも、「あの人のトクベツになりたい！」と思いながらも、
「確実でないなら、下手にアプローチして、逆効果になるよりも…」
となかなか行動に出られない場合があります。

もちろんこれは、「嫌われたら怖い」という「怖れ」があるからです。
失うものが多いからです。

でも、なかなか行動に出られないのは、
別の理由もあると思います。

それは、「予知」です。

恋しているときは、
「あの人のトクベツになって、いつも一緒にいられたら、どんなに幸せだろう…」
と、思うものです。

けれど現実というものは。

遠くで見つめているとき、時々話すときだけだったら
気づかなかった面を知ったり、
思いがけない自分への振る舞いに傷ついて
とても悲しい思いをすることもあるんですよねｆ^^;。

そのとき、「あのとき、告白なんかするんじゃなかった！」
と後悔することがないように…。

告白できなかった、ということもあると思うのです。

長い目で見てみると、
「ああ、あの人とつき合わないでいてよかったな～」
ということも、けっこうな確率でありませんか？（笑）

もちろん、「一歩」を進めないのは、
怖れや、勇気のなさ、思い込みなど、
さまざまな理由の場合もあります。

でも、「絶対にどうにかならねばならない」のであれば、
何が何でも告白せずはいられなくなったり、
向こうからアプローチがあったり、という
「自分以外の力」の応援があるはずなのです。

でも、それがないとしたら、
意識・無意識に関わらず、自分の本心は、

「このままでもいい」

と認めているということでもあるんですね。

それに、告白するときに自分を取り繕って、
それで万一うまくいったとしても、
早晩ボロが出てしまうでしょう（笑）。

だから、「どうしても告白したい！」と思ったら、
テクを弄さず、素直に「好きです」と言うこと。

そして、
「あなたを好きになって、こんなに幸せな気持ちになれました。
　そうさせてくれてありがとう」
と、

「自分を好きになって」「付き合って」と求める代わりに、
感謝の気持ちを伝えてみるのがいいと思います。

今度の新刊、『「喜び」と「怖れ」の法則』にも書いているのですが、

人は、求められると、「奪われる」と思って、
イヤな気分や怖れを感じてしまいます。

けれど、感謝をされると、「いいことができた」と思って
いい気分や喜びを感じます。

もちろん、感謝のその奥の下心は、
「好きになってほしい！」なのですが（笑）、
それをがっつかないのが、オトナの余裕というものです。

また、そうしても距離を縮められなかったら、
「そこまでかな」と見極めて思い切ることも、
さらなる自分の幸せな恋のためには大切なことです。

人間に「男」と「女」がいるのは、
男女の中で育まれるさまざまな感情や愛情が、
「魂の栄養」になるから。

楽しいばかりじゃないこともありますが、
それもひっくるめて、
恋愛や情愛のプロセスを楽しみたいですね！^^

ツイッター始めました！
★5月末に新刊『「喜び」と「怖れ」の法則』発売！5月29日、無料トークショー！
☆5月15日、佐野美月さんの「自分癒しの達人になろうセミナー」でお話します！
☆6月11日、小原ミチルさん、kokkoさんと「ハッピー天使のお祭り♪」を開催します！

「素敵な恋がしたい！」と思われる方は、押してみてくださ～い！↓