カテゴリ:想い
昨日は、敬愛するフィトセラピストの池田明子さんが理事長を務める、
日本フィトセラピー協会のシンポジウムが行われました。 今回は、映画『地球交響曲(ガイアシンフォニー)』の最新作・第七番の上映と、 龍村仁監督の講演、池田さん等のパネルディスカッションということで、 とっても楽しみに行って参りました。 映画『地球交響曲(ガイアシンフォニー)』とは、 イギリスの生物物理学者ジェームズ・ラブロック博士の唱えるガイア理論、 「地球はそれ自体がひとつの生命体である」という考え方に基づき、 龍村仁監督によって制作されたオムニバスのドキュメンタリー映画シリーズです。 私も上映会やDVDなどで見ています。 第七番は、統合医療の第一人者である、 アンドルー・ワイル博士なども登場。 「感謝して食べることが、豊かな精神生活につながる」 「敵対するものを受け入れるやわらかさ」 「受け入れると楽になる」 「すべての存在は生きている」 「どちらが正しく、正しくないかというのはない。 すべてはコインの表裏のようなもの」 環境教育活動家の高野孝子さんの 「戦う精神力でなく、受け入れる精神力がスタミナ」 という言葉が印象的でした。 人が発展したのは、自然を切り拓いて、 自然と戦った末、と考えることもできます。 けれど、46億年の地球の歴史のうち、 人が生まれて栄えたのは、46億年を1年に換算すれば、 12月31日の夜中の11時59分からの1分ほど。 地球から見れば、人が栄えているのも一瞬であって、 人が何をしようと、自分の一部なのでしょう。 龍村監督が言っていました。 25億年前から、地球の空気の酸素濃度は約21%。 これが25%になったら、発火しやすくなるので、 落雷による山火事を止められず、焦土になっていただろう。 また、これが15%であったなら、呼吸障害で早死にしてしまうだろう。 そして、21%の酸素を作っているのは、植物のおかげ。 人は、呼吸することによって二酸化炭素・・・炭素原子を排出する。 その炭素原子を植物は採り入れて、人が呼吸する酸素を排出する。 人と植物は、体の一部を交換しながら生きているのだ。 ・・・おお! 確かにそうです。 植物も人も別々の個体をもってはいますが、 それぞれの持つ気体を交換させている時点で、 「つながって」いるんですね。 また、生きるためには食べなければいけません。 それは食物になってくれた動植物の命が自分の中に 「つながって」いるもの。 地球で生きていく、ということは、 地球上にある別のものとつながり続けていくと いうことなのでしょうね。 「すべてがつながって生きる」というのがGAIA理論です。 つながっているから、気持ちが分かる、 というのは過去の映画の登場人物も言っていたことです。 佐藤初女さんは、漬物石の大きさを変えるタイミングは、 「お漬物が、「そろそろ重い」と思っている」と「感じるから」 だと言います。 アラスカの人は、薬草を採りに行く前日に 山に敬意を払って身を清め、それから山に入ると、 効能が強い薬草が揺れて、自分の場所を示してくれる と言います。 「アタマ」を使い過ぎないと、 「直感」や「感じる」ことに敏感になって、 他の存在との「つながり」も感じやすくなるのかもしれませんね。 龍村監督は 「大いなる力に生かしてもらっているという体感を忘れないこと」 と言っていましたが、しみじみとそう思います。 とてもいい言葉をたくさん聞けた1日でした。 植物ともっと仲良くなりたい方は、 フィトセラピー(植物療法)を学んでみられませんか?^^ 池田さんのソフィアフィトセラピーカレッジ、オススメですよ。 ぜひ、入門・体験講座にご参加されてくださいませ!(^_-)-☆ ★10月10日16:00~、渋谷・大盛堂書店「秋の読書フェア」にて、トークショー!⇒詳細・申込 ★10月15日に「自分を大好きになって願いを叶える1dayセミナー」を開催!⇒詳細・申込 「地球すごい!」と思われた方は、押してみてくださ~い!↓ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2011年09月18日 09時07分59秒
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