⑤世帯内按分について
小児慢性特定疾病医療費助成制度(小児慢性)のお話⑤（按分について）私たち家族は，長男だけでなく次男も『小児慢性』受給者証を申請しているので，家族で2つの受給者証をもつことになります．そこで保健所の方から「按分（あんぶん）」というものを教えていただきました．長男と次男にかかった医療費用を合わせて，上限金額を定めてくれるというのです．例えば，長男の『小児慢性』受給者証で月々の医療費やお薬代の自己負担額が1万円となり，かつ次男のほうでも自己負担額が1万円だったとすると，本来であればトータル2万円を支払わなければならないはずです．しかし，『小児慢性』は1世帯の自己負担額という考え方をしてくれるので，按分してトータル1万円でいいよ，となるそうです．いまはまだ兄弟ともに「こども医療費受給者証」で医療費をゼロ円にしてくれるので実感が湧かないかもしれません．しかしこれ，中学校卒業以降でだいぶ活きてくるんだろうなぁ，ありがたいなぁと思うのです．小児慢性特定疾病医療費助成制度のお話を5回に分けてお 話しさせていただきました。
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