ソーラーカーレースの入賞盾
今でこそソーラーカーレースの運営に携わっているが、かつては強豪チームの一員だった。10年間競技に出続け、解散式は仙台の国分町で盛大にしたっけ。9日のお祭の準備中、かつての同志から「整理していたら表彰盾が出てきた。なぜ俺が持っているか定かではない。当時の代表だったお前が持っていろ」との言葉。右、1995年市販太陽電池鉛蓄電池部門、3位。総合12位。カーボンボディを制作し、大会前日に走行可能に。90台以上の出走で強豪がひしめく中、パンクもあったが満足の成績。左、1996年市販太陽電池鉛蓄電池部門、優勝。総合6位。サスペンション、高出力モータを装着して、ついにクラス優勝。秋にはオーストラリアの世界大会にも行き、市販太陽電池鉛蓄電池部門、3位。総合19位。ソーラーカーにドップリ浸かっていた頃を思い出している。すべてのチームが試行錯誤状態だった。われわれの勝因は、大会会場がすぐそこにある地の利。試験走行に明け暮れて、不安部分を解消できたから。