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2014.03.05
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カテゴリ:香港生活

最近の夫の趣味、ランニング
それに影響を受けて、私もたまに気が向いたときだけランニングはじめました。

先日西貢(サイクン)で行なわれるトレイルレースにシャープピークのコースが入っていると聞き、参加することに。


ああ、シャープピーク、
香港ハイカーの憧れ、シャープピーク
一度は登ってみたい、シャープピーク
見た目ほんとうにシャープなシャープピーク


sharp peak1


標高は500メートル弱と全然高くないんですが、香港一、急な斜面で有名です。
香港にいる間に一度は登ってみたいと思っていた丘?山?だったから、後先考えず即レースに申し込み。
でもちょっと一人で行くのは心細かったので、お友達も誘って参加してきました。

私たちが申し込んだのは26,6キロのコースです。
ビーチまでほぼ山道、砂利道&茨の道

最初から飛ばすと疲れちゃうから、早歩き的な感じで進み、
人もたくさんいるし、最後のグループではなかったから普通に話しながら歩いていると、

  ←26キロ・13キロ→

のマークが出現

普通に歩いている人の集団はみな13キロ出場者で、後半グループでは私達二人だけが26キロ出場者だったことに気付きました。
もしかして26キロ出場者の中で最後かも、と思い始めたら、そこからかなり焦りだして、山道を小走りにひたすら進みました。

チェックポイント毎にカットオフタイムを設けてあり、その時間を過ぎるとリストバンドをチョキンと切られてしまうのです。

シャープピークに登る分かれ道にあるチェックポイントで、「あと15分でカットオフだよ」と言われ、ますます焦る。
山道でも平らなところは走る、岩場は転ぶと危ないから早歩き、の繰り返しでかなり体力も消耗してきた。

シャープピークを登るに連れ、だんだんと斜面が険しくなってくる。
実際に最高傾斜が何度なのかは知らないけど、最後の方は体感角度75度くらい。完全にロッククライミング状態です。

後ろ振り返ったら恐怖心が出ちゃってダメだし、空を見上げたら吸い込まれそうになって、フワーってなって後ろに倒れそうだし、ひたすら登り続ける他ありませんでした。


どうにかこうにかでやっと頂上に到達~!!
残念ながら景色は良くなかったですが、過去2回悪天候のためシャープピーク登山を途中で断念していたので、
シャープピーク頂上にやってこれたんだと思うと感慨深いものがあります。


sharp peak2


香港生活の中で、シャープピークに登るっていう夢が叶った今、レースやめても良いんじゃないかと思い始めた。
けどまあ、どっちにしろ下山しないといけないし、折角だから反対側のビーチに着くまで頑張ろうということに。

ここでも係りの人から「もうすぐカットオフの時間だからね、もしあと2分ここで休憩するなら、リストバンド切っちゃうよ♪」
と言われ、すぐ下山することにしました。

下山って怖いんですね~。
「行きはよいよい、帰りはこわい~」
とはよく言ったもんです。

ピークの反対側の急斜面を手をつきながら降りていくわけなんですが、下が見えるから、高所恐怖症の人にはきつそう。

急斜面を過ぎると、今度は砂利と砂交じりの斜面。
ここがかなり危険で、滑る、滑る。
何回かすっ転んで、お尻うったり、足うったり。
体力的にもつらい上に、集中力を切らさないように、神経を使って降りるから、斜面を抜けたときにはどっと疲れました。


sharp peak5


sharp peak3


途中霧が晴れて綺麗なビーチがみえました。


下まで行くとまた茨の道を歩かされる。
実際にこんな激しい茨の道って歩いたことないわ。
夫がたまに腕や脛に切り傷作って帰ってきてましたが、この茨にやられていたのねぇ、と納得。

ビーチに到着

天気が良い日のレースはこのビーチ「灼熱地獄IN大湾ビーチ」と呼ばれていますが、今日は曇りで最適の気候だったので、楽園的な感じ。


sharp peak4


裸足で歩いたり、お友達とアンパン食べてくつろいでしまったのが仇となり、丘越えた先でのチェックポイントで15分オーバーでリストバンド切られてしまいました。

レースの目的はシャープピーク、シャープピークを超えた後はビーチまでは頑張ろうと自分を鼓舞してきましたが、カットオフになって、何を目標にすれば良いか分からなくなってきた。

もうあとはチャーチャンテン(香港式食堂)で休憩して、船で帰ろうかなぁと思ってましたが、ここで夫と夫友達と合流。
二人はここで1時間くらい休憩していたとのこと。
私たちも軽く一緒にランチ食べることにしました。

夫曰く、この先は平坦なコースが続くと。
今ここまでで15キロ、残り11キロ
夫たちもレース諦めているから、一緒に歩いてくれるとのこと。
もう足は棒のようだったけど、ゴール目指して進むことに。

なんだかんだ泣き言いいながらも26,6キロゴールできました。
時間9時間20分

人生でこんな長い時間運動したことなかったからちょっと感動。
途中で何度もやめよう、やめようと思っていたけど、ゴールした途端、やめなくて良かったと思いました。

山道(シャープピーク込み)で26キロいけたんだから、10キロくらいのマラソンなら余裕で行けそうな気がしてきた。
どんなことでも続けないとダメだから、もうちょっとコンスタントに走ろうかなと。

これからも頑張ります!
とは、今はまだ思えないけど、もうちょっとしたらそんな気になるのかな?

ぼちぼちできる範囲で頑張ります。






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最終更新日  2014.06.02 02:16:04
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